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動画作成:向田 隆

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2017年01月15日

便秘によく効く薬

チェンマイ空港で腹痛をうったえるあさひ。
もしかして何かにあたったかと思い、心配するがどうやら便が出てないので便秘のようだ。
チェックインをし終わったあとの搭乗口付近での出来事だったため、薬も全部預けてしまっている。

便秘をインターネットで検索し、便秘にきくマッサージとか便秘にきく足つぼを押す私。
それでもなかなか効かない。

腹は減るみたいでクロワッサンとサンドイッチを食べる。矛盾・・・w
そして、腹が痛いと苦しむ。
何だか私に似てるこいつ。face04

便秘はさらに痛くなり、
チェンマイからバンコクでの機内の中でぐったりダウン。

フライトアテンダントも大丈夫ですか?といい。
She is constipated.No problemを私は繰り返す。

腹をおさえ、私の膝の上に頭を置き横たわるあさひ。
そこにフライトアテンダントがやってきて、
これを使いなさいと優しく渡される。


「パパ〜、これもらったけど、どうやって使うと〜?」


face07・・・・・・・・・、これ、蓋とって鼻の中に入れるとスースーする・・・・・・」


「便秘よくなると?」


「鼻づまりは良くなるけど、糞づまりはよくならん・・・・と思う・・・・しかも、それ使用済みやん(苦笑)」


タイの人々はこれですべての病が治るとおもっている(笑)


サワディー・カップ!!感謝!! そのお気持ちだけ・・・




  

2017年01月14日

バンブーワーム(竹虫)

※虫嫌いな方は読まないでください。

一昨年、メーホーソーンで竹の中にいる虫、竹虫に出会った。
竹を割ったらうじゃうじゃいて、最初は衝撃的であった。
タイ北部の少数民族にとって大好物であり、貴重なたんぱく源である。


上の写真は一昨年のメーホーソーンで撮影したもの。

見た目は抵抗があるが、食べてみるとクリーミーで竹の香りがして食べられないことはない。
虫の中では非常に食べやすい部類に入る。
むしろ美味しいのかもしれない。

今回のトレッキングの最中にはバンブーワームはいるか?と聞いたが、シーズンじゃないのでいないということ。
そうか!シーズンがあるんだface08

ジミーはがっかりした私を見て、ローカルマーケットで竹虫を探してくれる。
すると昆虫食コーナーにどーんと置いてある。
150B。意外と高い。さすが貴重なものだ。







とにかく、買っておこうと1つ買い、日本に持って帰る。
嫁も長女も次女もなんでこんなの買ってきたんだ!的な表情で食べず、会社に持っていく。

すると、中国人スタッフのゴウがやってきて、これ何ですか?食べていいですか?
とめちゃくちゃハードルの低い食べ物のように食べまくる。
さすが中国4000年の歴史。
われわれは何でも経験をしておかないといけないので、何でも味見をしてみる。

結論からいうと、この竹虫はめちゃくちゃ美味い!!
じゃがりこみたいな感じだ。
ゴウを筆頭にカメ、リュウとどんどん食べていくのであっという間になくなる。

リュウはサラダにかけて食べてるが、
これはどうみても見た目失敗であるicon196
虫が葉っぱの上で生きてるように見える






皆様もタイで竹虫・バンブーワームを見つけたら、ぜひ、チャレンジをしてみてくださいね!!  

2017年01月13日

うるるん漫遊記 ラフ族を訪ねて 最終回

1月8日
昨夜の熱もさがり、空腹を覚える。
あさひはテラスでこども新聞を読んでいる、まるでおっさんだ。
この娘は本や新聞さえあれば、退屈しない(笑)


朝食はおかゆを作ってくれた。弱ったからだにやさしく、胃に染み渡る。
あさひは持ってきたすきやき風味のふりかけをかけ食べる。
ジミーのおばさんにも大学生のベルにもふりかけをあげると喜んでかけて食べていた。







9時。いよいよ最後のトレッキングに出発。
ジャングルの中を歩けるのもあと3時間しかない。
今日はアップダウンが激しいよとジミーがいう。
村を出るといきなりの急な上り坂。
不平もいわず歯を食いしばり、ジミーのあとの二番手を歩くあさひ。





ジャングルの中を登ってはおり、川を渡り・・・と進む。

「日本に帰ったら何を食べたい?」
「ママのからあげと来来亭のラーメン」

「次はどこに行きたい?」
「絶対、アメリカ!アジアばかりいったので次はアメリカにいきたい!!」

など、きつさが少しでも紛れるように話しながら歩く。

そして2時間30分後、4連続の滝に到着。
滝が4つ連なっているポイントだ。









最後の川を登山靴を脱いで、靴下を脱いで裸足で渡る。




ここまで来たら、あと最後の急なのぼりを30分。
そこに車がある。

最後の力を振り絞り、あさひは登る。

そしてゴール。

「戻ってきたよ!あさひ!頑張ったね、本当、頑張った!」
身体の奥から熱い何かがこみあげてくる。




電気のない村、水道のない村、使いにくいトイレ、言葉が通じないおともだち、満天の星空、きれいな雲海にそびえたつ山々・・・・

きつい経験も楽しい経験もいろんな経験ができたね、また強くなったよ、あさひ。

次はアメリカだね(笑)






うるるん漫遊記 チェンマイトレッキングは来年も実施予定です。
2018年1月3日から7日の5日間で企画中です。
小学校4年生・5年生・6年生を対象にしております。
宿泊施設の関係で限定10名です。
ご興味のある方はお問い合わせください。







  

2017年01月13日

うるるん漫遊記 ラフ族を訪ねて ⑤

1月7日 14:30
マエマエ村に到着。昨日の村よりも標高が低くなったせいか文明も少し進出しているようだ。
電線が来ており、日本のような感じの電気ではないが、電気は少し来ている。
携帯電話は圏外になっているので電波はきていない。
マエマエ村はジミーの村であり、今日はジミーのおばさんの家に泊まらせてもらう。

ジミーがあさひを呼び、シャワーの使い方、部屋の使い方を説明する。
私は不覚にも熱が出だし、少し椅子で横たわる。



部屋は昨日の村よりもずいぶんといい。
昨日の部屋は壁に隙間がたくさんあったが、今日の部屋は隙間が少ない。
電気スタンド1つであるが光がある。
トイレもレバー1つで流せるようになっている。






ジミーがこの村はマッサージを呼ぶことができるよ。というので
私とあさひの分で2人頼む。1時間=200B=約600円。
テラスにマットをひいて、オープンエアでのタイマッサージ。
2日間歩き続けた足を中心にしてもらう。重いリュックのせいで肩もだいぶんこっている。
まさか、ラフ族の村でマッサージをしてもらえるなんて思わなかったので、すごく嬉しい。
あさひも明日への活力となったようだ。







マッサージ後、私はやはり高熱が出て、これでもかというほど厚着をし16時過ぎに布団に入る。
熱を一気に出し、回復させようといつもやる手だ。

その間、あさひは持ってきたこども新聞を読んだり、ジミーのおばさんの夕食の手伝いをして過ごしていたようだ。
本当にこの娘は適応力があるなと思う。
私は熱で夕食はまったく受け付けず、パイナップルのみ食べる。
風邪を引いたらラフ族はこれを飲むんだという変な葉っぱをジミーが持ってくる。
暗くて見えんし、なんか怪しげな感じ・・・。
まずはかじってみろということで少しかじると、めちゃくちゃ苦い。
中国の一葉茶みたいな感じだ。
次にこの葉っぱを煎じためちゃくちゃ苦いお湯を飲まされる。顔がくしゃくしゃになるほど苦い。
湯のみ1杯飲むと、おかわりがやってきた。
明日のトレッキングのためにもう1杯飲む。




この苦いお湯を飲み、大量の水を飲み、そして暖かくして寝る。
泣いてもicon41笑ってもface02明日、午前中の3時間でトレッキングは終了だ、

あさひにうつさない様に背中あわせに寝て、ラフ族の村、最後の一夜を過ごした。



うるるん漫遊記 チェンマイトレッキングは来年も実施予定です。
2018年1月3日から7日の5日間で企画中です。
小学校4年生・5年生・6年生を対象にしております。
宿泊施設の関係で限定10名です。
ご興味のある方はお問い合わせください。





  

2017年01月13日

うるるん漫遊記 ラフ族を訪ねて ④

1月7日
朝9:00にバンパロウ村を出発。
今日のトレッキングは獣道をあるくということで本格的山歩きだと覚悟する。
ジミーいわく、ジャングルの中を歩いていくが標高は下がるのでそれほどきつくない。
重いリュックが肩にのしかかる。
村の外れに墓地があり、そこから獣道がスタートする。
道といえば道だが、さすが獣道で樹木が覆いかぶさったりしている。
ところどころ、ジミーが腰にぶら下げた大きなナイフで樹木をたたききりながら進み、
我々はそのあとをついていく。
「本当のジャングルだね」とあさひはつぶやく。
「昨日の道よりこっちのほうが楽しいよ!」とわくわくしているあさひ。
アップダウンを繰り返し、山道を歩いていく。
ときおり、川があらわれ、石を踏み台にして横切る。

バナナの木は川沿いに生えるんだ、
そしてバナナの木は水をフレッシュにする、
このきのこは食べられないポイズンを持っている、
見てごらん、虫がまったくついてないだろう?
これはオリーブだ。
山の中で喉が渇いたときはこれを剥いて食べたらいい、
この花は食べられるよ、ラフ族の好物、
レタスみたいな味がするので食べてみて
・・・・・・
・・・・・・
ジミーがときどき立ち止まり、英語で説明をしてくれる。
あさひも単語を拾ってだいたい分かるようだ。




















そして、昼1時になり、轟音とともに滝が現れる。
ここでランチタイムということで、登山靴を脱ぎ、裸足になり、川の中で足を冷やす。
川の水はとても冷たく、火照った足には気持ちよい。
あさひが朝バナナの葉っぱで包んでくれた弁当を受け取り、竹で作ったスプーンで食べる。
すべて自然のものなので食べ終わったらそのまま自然に戻せばよい。












滝から目的地のマエマエ村まではあと1時間30分。

また我々はジャングルの中を進んでいった。

(続)

うるるん漫遊記 チェンマイトレッキングは来年も実施予定です。
2018年1月3日から7日の5日間で企画中です。
小学校4年生・5年生・6年生を対象にしております。
宿泊施設の関係で限定10名です。
ご興味のある方はお問い合わせください。



  

2017年01月12日

うるるん漫遊記 ラフ族を訪ねて ③

1月7日
朝2時からニワトリの大合唱で起こされる。
コケコッコー、コケコッコー・・・・
電気もないので起きても何もしようがなく、懐中電灯を持って足元を照らし、サンダルを履いて、別棟のトイレ小屋にいき、用をたす。
1500mの村なので少々寒い。
空を見上げると落ちてこんばかりの星空。
ヒマなのでしばらく星空をぼんやり眺める。
そして、もう1度、蚊帳の中に入り、寝る。
あさひはグーグー寝てる。
朝6時30分ぐらいからようやくぼんやり明るくなってくる。
外に出てみると周りの山々は雲海の中にどっぷり浸かっている。















ラフ族の村では正月期間が明日で終わるということで、今朝は年下の人が年上の人の手に水をかけて、昨年のいやなこと、わだかまりなどを水にながし、よい年を迎えましょうという儀式がある。
我々の宿泊した家には年寄りのおばあちゃんがいたので、各家々からやかんやペットボトルを持っておばあちゃんの手に水をかけにくる。我々もお客様ということで年上扱いで何人ものラフの若者が水をかけにくる。
最初は珍しい体験と喜んでいたあさひも、次から次にくる水攻めに飽き飽き(笑)
しまいにはもう持ってきた子供新聞に集中して儀式に参加しなくなった(笑)




朝食はパンを食べ終わりかと思っていたら、ご飯も出てきてさらにお腹いっぱい。。。。







私はそろそろトレッキングの出発準備だということで、リュックに荷物を詰めなおす。
あさひは昼の弁当のごはんと卵焼きをバナナの葉っぱできれいに包み、4名分用意する。

一晩過ごした、おばあちゃんたち一家ともそろそろお別れ。
今日は1日中、ジャングルの中を歩く。

次のラフ族の村・マエマエ村を目指し、トレッキングが始まった。

(続)

うるるん漫遊記 チェンマイトレッキングは来年も実施予定です。
2018年1月3日から7日の5日間で企画中です。
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2017年01月12日

うるるん漫遊記 ラフ族を訪ねて ②

1月6日 
1月のチェンマイの気温はさほど暑くはない。日中も20℃ほどしかあがらない。
しかも出発点の標高はすでに700mほどの地点。結構、涼しい。
今日のトレッキングは標高700m地点から標高1500m地点のバンパロウ村まで歩く。
ガイドのジミーが説明する。
「今日は明日のためのウォーミングUPできちんとした道をずっと歩いていく、明日は獣道を歩くジャングルトレッキングだ」
1日目のトレッキング予定は4時間。
あさひは海外では初の山歩き。
いつもの登山と違うのは2泊3日の衣類、生活用品が入ったリュックが重いこと。
アップダウンがいくつかあり、だんだんと標高は高くなっていく。
茶畑をみたり、コーヒーの木をみたり、家畜の牛をみたりしながら歩く。
ここには野生の動物はいないのか?の質問には
ジミーいわく「トラ、シカなんかはいるけど、トラはほとんど見ない。」と。
トラがいるんだ!!と思ったが、北海道のクマと一緒だろう、なかなか遭遇はしない。
あさひはトラと聞いて、ビビると思っていたが、逆に興味を起こさせたようで、遠くに見たいらしいface03













16時に到着の予定だったが、予定よりも早く15:30には村に到着。
ジミーもあさひの健脚を褒める。
前回行ったメーホーソーントレッキングと比べると、今回は小学生用に歩く距離と時間をあわせているのでほどよい疲れで心地よい。

バンパロウ村に到着すると、ここではタイ語は使わないらしく、地元の言葉で挨拶をする。
「アブゥヤ」 これで「こんにちは」という意味。
ちなみに「アブゥヤタラ」はありがとうの意味。







この村には基本は電気がない。太陽光で電気をつけている家もあるが、われわれが泊まったところは蓄電できないのか?わずか10分程度で電気は消えた。
電気がないということは冷蔵庫もない、よって肉は買い置きできないので、肉になる前の姿で放し飼いにされている。
水道もない、トイレは共同で利用、シャワーも共同で利用。
正月の儀式のために村の広場に祭壇のようなものが飾られて、1匹の鶏がぶらさげられてていた。










今夜はこんな山奥の村でラフ族の人々と過ごす。
あさひに不安じゃないか?尋ねると、わくわくするらしいface02
頼もしいやつだ。
心配していた食事も美味しく、あさひはカレーをおかわりする。
ラフ族の人は大盛りのごはんにおかずをかけて食べる。













夜、電気はない。
山奥の村なので19:00にはもう真っ暗。
こんな真っ暗で子供たちは何をして遊ぶのか?と素朴な疑問のあさひ。
実際、子供たちは真っ暗な中、なんだかんだ動いていた。

何もやることがないので、外で星空を見上げた。
満天の星空にびっくりするあさひ。
「日本じゃ見られないね、こんな空」とつぶやいていた。


うるるん漫遊記 チェンマイトレッキングは来年も実施予定です。
2018年1月3日から7日の5日間で企画中です。
小学校4年生・5年生・6年生を対象にしております。
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2017年01月12日

うるるん漫遊記 ラフ族を訪ねて ①

娘の冬休みを利用し、長女あさひ(10才)と一緒にタイ北部のチェンマイへ行ってきた。
正確にはチェンマイより1時間30分車で北上したチェンダオという地区。
ここにラフ族の集落がいくつかある。
山々をトレッキングしながらその集落を訪れるというスケジュールだ。

1月5日。
福岡空港をタイ航空を利用し、バンコク経由でチェンマイまで行く。
娘にとっては8回目の海外旅行だが、こんな6時間近くのるフライトははじめて。
娘は最初はプライベートテレビで映画を見、仮眠をし、本を読み、退屈もせずに過ごせていた。
バンコクで軽く食事をし、国内線に乗り換え、チェンマイへ向かう。
チェンマイに到着し、タクシーをひろい、ホテルに到着したら、もう21:00になっていた。
ナイトバザールの近くのホテルをとっていたが、あさひは長時間のフライトで疲労。
食事もとらず、水だけ飲んで早々と爆睡してしまった。










1月6日。
いよいよトレッキング開始の日。
ガイドが迎えに来るのが8:30ということで6時に起床し、荷造りと朝食を済ませる。
8:30にはラフ族のガイド・ジミーが迎えにくる。
バックパックを積み込み、チェンマイを北上する。


途中、ローカルマーケットにより、食料と水の補充をする。
食用の虫などが並べられており、あさひは顔をしかめるが、異国の市場を興味深そうに眺める。





チェンダオに入り、一箇所お寺に寄ってくれた。
日本とはまったく違うきらびやかなお寺に「ここ本当にお寺?」といい反応をしてくれるあさひ(笑)





チェンダオの街を出て、山道をぐねぐねと登っていく。
いよいよトレッキング開始だ!












(続)


うるるん漫遊記 チェンマイトレッキングは来年も実施予定です。
2018年1月3日から7日の5日間で企画中です。
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2016年03月11日

幸福の夜明けスコータイ③

スコータイの郊外にも魅力はある。
シーサッチャナライの象保護センターと説明された村に行った。
保護センターというから施設があり、研究所があり、白衣をきたバリバリの研究員がいると思っていたら・・・
到着したのは高床式の一軒の家。
高床式はタイの田舎ではポピュラーな家であり、特別ではない普通の民家だ。
そこにおじさんが現れ、あいさつをする。
この方がこの保護センターのドン、いわばセンター長である。
無口なおじさんは職人的な雰囲気がただよい、味があり、非常にいい。最高だ。


高床式の下の部分で説明をうけ、この上の部分でホームステイもできるんですよ~
とセンター長がとぎれとぎれに話をする。

ここにホームステイをして、何をするのか??ということだが・・・・

象使いの修行である

センター長の合図で2頭の象が我々の目の前に現れる。
バンコク、チェンマイ、パタヤなどでも観光用で象乗りの体験ができる。
これは象乗り場があり、象の背中には乗るためのイスもあり、快適な象乗りができる。









ここではそんな甘えはないface08

象使いが「ふにゃふにゃ」とタイ語で何事かをいい、象を座らせる。
座った象の背中はまだ高いが、それにオイヤーッと飛び乗る。
1人では上がりきれないので、下から他の人にぐいぐい押してもらう。
まるでロッククライミングをみてるようだ。
持つところも何もないので必死でゾウの背中にしがみつく。
立ち上がると家の2Fぐらいの高さになるので注意が必要。






観光用のなまぬるい象乗りと違い、ここはスパルタ的象乗り。
自分自身が注意をしないといけない。

もし、あなたが立派な象使いになりたいのであれば是非、ここに入門することをお勧めするface03
人生の中で象使いの人々と暮らす日があっても楽しいかもしれない。



ホームステイの際のベット

(終)

象使いの旅に出たい方!!


http://www.manyou.biz/%E3%83%84%E3%82%A2%E3%83%BC/%E8%B1%A1%E4%BD%BF%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%98%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E5%AE%B6%E3%81%A7%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A44%E6%97%A5%E9%96%93%E3%81%AE%E6%97%85/
  

2016年03月10日

幸福の夜明けスコータイ②

スコータイ遺跡に着いた。
ここに入る前に予備知識を持っていたほうがいい。
1238年にタイ族による最初の王朝・スコータイ王朝がこの地より始まった。
日本では鎌倉時代で鎌倉の大仏が建立され始めた頃。



スコータイ歴史公園にはその時代のお寺や仏像が700年の時を超え残っている。
バンコクから程近いアユタヤ遺跡はバンコクからの日帰り観光の定番なのでご存知の方も多いであろう。
そのアユタヤ王朝よりもさらに前の王朝である。
700年も前にこのお寺に参拝したり、ここで生活をしていた人々に思いをよせると感慨深い。
スコータイ王朝の平和な暮らしに、やがてアユタヤ王朝が侵略してくる。
アユタヤ王朝時代になり作られた仏像の台座がスコータイ時代のものよりも高く作られている。
それは権威を表しているのだという説明をうけた。
夕方、日が落ちる前のスコータイ遺跡公園はサンセットのオレンジ色の光を浴びてとても神々しい。
昼間の熱風も落ち着き、気持ちの良い空気の中にいることができる。
タイの中のタイ、スコータイはそんな印象を与えてくれた。



歴史公園散策後は、我々のジャパン・メガファム(視察団)のために作られた特設夕食会場に向かった。
芝生の上に並べられたちゃぶ台にイス、そしてスコータイ名物のB級グルメ料理がビュッフェブースに。
その脇にはタイ衣装に着替えるコーナーもあり、参加者はおのおの着替えをして楽しむ。











歴史公園という時間が止まったような空間でその演出は非常によかった。

ツアーの演出・観光にはいくつか種類がある。
①そこに行けばそれが必ず見れるもの、いわゆる名所、旧跡など
②そこに行けばそれが見られる可能性が高いもの、いわゆる自然現象でオーロラやサファリなど
③①や②んび手を加え、特別な体験をしてもらうこと

今回の歴史公園での夕食はまさに③であろう。
どれも美味しいスコータイグルメを出していた。
とりわけスコータイ・ヌードルはタマリンドゥの甘酸っぱさが効いていて、とても美味しく3杯もおかわりしてしまった。
食後にも③の観光素材を体験させてもらった。

歴史公園の真ん中に浮かぶ島がある。
その島の芝生には人数分の座布団がひいてあり、我々は橋を渡り、その島へ行き、あぐらをかき座布団に座る。
我々だけの特設ステージだ。
池をはさんだ対岸には大きなスコータイ時代の仏像が対座する。
そこでミニライト&サウンンドショーがはじまる。
仏像を中心にした遺跡群を舞台にし、男女40人ほどのパフォーマーがスコータイの歴史を演じる。
日本語の解説のため、何を演じているかも分かりやすい。
世界遺産のスコータイ遺跡の上にこれでもかというほどの花火が打ち上げられ、エキサイティングなショーは終わる。
これは実際にツアーで取り入れたら参加者には忘れなれないものになるだろう。







ホテルに戻り、ホテルから1800歩のところにあるローカルな飲み屋にいく。
石のテーブルに石のイスの野外ビアだ。
バンコクから参加したOさん、ライターのIさんとともにチャンビアを次々とあける。
Iさんの隣には女性の格好をした南原清隆似の男性が座り、お酌をする。

スコータイ、なかなか面白い




(続)