› どこでも漫遊記 › 2017年01月12日

動画作成:向田 隆

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2017年01月12日

うるるん漫遊記 ラフ族を訪ねて ③

1月7日
朝2時からニワトリの大合唱で起こされる。
コケコッコー、コケコッコー・・・・
電気もないので起きても何もしようがなく、懐中電灯を持って足元を照らし、サンダルを履いて、別棟のトイレ小屋にいき、用をたす。
1500mの村なので少々寒い。
空を見上げると落ちてこんばかりの星空。
ヒマなのでしばらく星空をぼんやり眺める。
そして、もう1度、蚊帳の中に入り、寝る。
あさひはグーグー寝てる。
朝6時30分ぐらいからようやくぼんやり明るくなってくる。
外に出てみると周りの山々は雲海の中にどっぷり浸かっている。















ラフ族の村では正月期間が明日で終わるということで、今朝は年下の人が年上の人の手に水をかけて、昨年のいやなこと、わだかまりなどを水にながし、よい年を迎えましょうという儀式がある。
我々の宿泊した家には年寄りのおばあちゃんがいたので、各家々からやかんやペットボトルを持っておばあちゃんの手に水をかけにくる。我々もお客様ということで年上扱いで何人ものラフの若者が水をかけにくる。
最初は珍しい体験と喜んでいたあさひも、次から次にくる水攻めに飽き飽き(笑)
しまいにはもう持ってきた子供新聞に集中して儀式に参加しなくなった(笑)




朝食はパンを食べ終わりかと思っていたら、ご飯も出てきてさらにお腹いっぱい。。。。







私はそろそろトレッキングの出発準備だということで、リュックに荷物を詰めなおす。
あさひは昼の弁当のごはんと卵焼きをバナナの葉っぱできれいに包み、4名分用意する。

一晩過ごした、おばあちゃんたち一家ともそろそろお別れ。
今日は1日中、ジャングルの中を歩く。

次のラフ族の村・マエマエ村を目指し、トレッキングが始まった。

(続)

うるるん漫遊記 チェンマイトレッキングは来年も実施予定です。
2018年1月3日から7日の5日間で企画中です。
小学校4年生・5年生・6年生を対象にしております。
宿泊施設の関係で限定10名です。
ご興味のある方はお問い合わせください。





  

2017年01月12日

うるるん漫遊記 ラフ族を訪ねて ②

1月6日 
1月のチェンマイの気温はさほど暑くはない。日中も20℃ほどしかあがらない。
しかも出発点の標高はすでに700mほどの地点。結構、涼しい。
今日のトレッキングは標高700m地点から標高1500m地点のバンパロウ村まで歩く。
ガイドのジミーが説明する。
「今日は明日のためのウォーミングUPできちんとした道をずっと歩いていく、明日は獣道を歩くジャングルトレッキングだ」
1日目のトレッキング予定は4時間。
あさひは海外では初の山歩き。
いつもの登山と違うのは2泊3日の衣類、生活用品が入ったリュックが重いこと。
アップダウンがいくつかあり、だんだんと標高は高くなっていく。
茶畑をみたり、コーヒーの木をみたり、家畜の牛をみたりしながら歩く。
ここには野生の動物はいないのか?の質問には
ジミーいわく「トラ、シカなんかはいるけど、トラはほとんど見ない。」と。
トラがいるんだ!!と思ったが、北海道のクマと一緒だろう、なかなか遭遇はしない。
あさひはトラと聞いて、ビビると思っていたが、逆に興味を起こさせたようで、遠くに見たいらしいface03













16時に到着の予定だったが、予定よりも早く15:30には村に到着。
ジミーもあさひの健脚を褒める。
前回行ったメーホーソーントレッキングと比べると、今回は小学生用に歩く距離と時間をあわせているのでほどよい疲れで心地よい。

バンパロウ村に到着すると、ここではタイ語は使わないらしく、地元の言葉で挨拶をする。
「アブゥヤ」 これで「こんにちは」という意味。
ちなみに「アブゥヤタラ」はありがとうの意味。







この村には基本は電気がない。太陽光で電気をつけている家もあるが、われわれが泊まったところは蓄電できないのか?わずか10分程度で電気は消えた。
電気がないということは冷蔵庫もない、よって肉は買い置きできないので、肉になる前の姿で放し飼いにされている。
水道もない、トイレは共同で利用、シャワーも共同で利用。
正月の儀式のために村の広場に祭壇のようなものが飾られて、1匹の鶏がぶらさげられてていた。










今夜はこんな山奥の村でラフ族の人々と過ごす。
あさひに不安じゃないか?尋ねると、わくわくするらしいface02
頼もしいやつだ。
心配していた食事も美味しく、あさひはカレーをおかわりする。
ラフ族の人は大盛りのごはんにおかずをかけて食べる。













夜、電気はない。
山奥の村なので19:00にはもう真っ暗。
こんな真っ暗で子供たちは何をして遊ぶのか?と素朴な疑問のあさひ。
実際、子供たちは真っ暗な中、なんだかんだ動いていた。

何もやることがないので、外で星空を見上げた。
満天の星空にびっくりするあさひ。
「日本じゃ見られないね、こんな空」とつぶやいていた。


うるるん漫遊記 チェンマイトレッキングは来年も実施予定です。
2018年1月3日から7日の5日間で企画中です。
小学校4年生・5年生・6年生を対象にしております。
宿泊施設の関係で限定10名です。
ご興味のある方はお問い合わせください。




  

2017年01月12日

うるるん漫遊記 ラフ族を訪ねて ①

娘の冬休みを利用し、長女あさひ(10才)と一緒にタイ北部のチェンマイへ行ってきた。
正確にはチェンマイより1時間30分車で北上したチェンダオという地区。
ここにラフ族の集落がいくつかある。
山々をトレッキングしながらその集落を訪れるというスケジュールだ。

1月5日。
福岡空港をタイ航空を利用し、バンコク経由でチェンマイまで行く。
娘にとっては8回目の海外旅行だが、こんな6時間近くのるフライトははじめて。
娘は最初はプライベートテレビで映画を見、仮眠をし、本を読み、退屈もせずに過ごせていた。
バンコクで軽く食事をし、国内線に乗り換え、チェンマイへ向かう。
チェンマイに到着し、タクシーをひろい、ホテルに到着したら、もう21:00になっていた。
ナイトバザールの近くのホテルをとっていたが、あさひは長時間のフライトで疲労。
食事もとらず、水だけ飲んで早々と爆睡してしまった。










1月6日。
いよいよトレッキング開始の日。
ガイドが迎えに来るのが8:30ということで6時に起床し、荷造りと朝食を済ませる。
8:30にはラフ族のガイド・ジミーが迎えにくる。
バックパックを積み込み、チェンマイを北上する。


途中、ローカルマーケットにより、食料と水の補充をする。
食用の虫などが並べられており、あさひは顔をしかめるが、異国の市場を興味深そうに眺める。





チェンダオに入り、一箇所お寺に寄ってくれた。
日本とはまったく違うきらびやかなお寺に「ここ本当にお寺?」といい反応をしてくれるあさひ(笑)





チェンダオの街を出て、山道をぐねぐねと登っていく。
いよいよトレッキング開始だ!












(続)


うるるん漫遊記 チェンマイトレッキングは来年も実施予定です。
2018年1月3日から7日の5日間で企画中です。
小学校4年生・5年生・6年生を対象にしております。
ご興味のある方はお問い合わせください。