› どこでも漫遊記 › 2017年03月18日

動画作成:向田 隆

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2017年03月18日

南極漫遊記③

私はめっぽう時差に弱い。
今回の南極クルーズの船内の時間は日本時間マイナス12時間。
アルゼンチンの時間と同じ時間だ。
簡単にいうと午前と午後が日本とは逆になっている。

深夜の1時、2時にこのクルーズの間、毎日起きることになる。
そして、同室のお客様を起こさないようにそっとipadと老眼鏡と数冊の本を持って、メインラウンジに行く。
朝の5時まで、そのメインラウンジで読書をして過ごす。






魔のドレイク海峡もちーーーーっとも揺れなかったため、船酔いもせず、本を読んで過ごした。

5時を過ぎると、そっと部屋に戻り、
短パンとTシャツに着替えて、ジムへ向かう。
運動不足になりがちな船の旅にはやはりジムは絶対不可欠だ。
ランニングマシーンがないので、自転車こぎマシーンを40分程度。
そのあと、適当に筋トレ。
朝6時を過ぎると筋肉隆々の外人たちがやってきて、ブハーっと息を吐きながら本格的なことをやりだすので
筋肉粒々の私はその前に終わらせる。




ドレイク海峡を横断中である。
まわりには島影もない。
南極に近づいてきているためにだんだんと寒くなってきている。

朝食は朝7時30分からだ。
(後日談だが、10日間のクルーズで200名中一番に会場入りするのを私は欠かすことはなかった。)
ホテルの朝食会場のようにいろんなものがある。
卵、ソーセージ、ベーコン、変なそば、変なウドン、フルーツ、お粥・・・・・・
持ってきた調味料(味ぽん、しょうゆ、唐辛子、焼き肉のたれ、マヨネーズ)も活用し、朝食ライフを充実させる。







まだまだドレイク海峡を横断中だ。
この海峡は1000kmもあり、2日もかかる。
ただ、評判倒れで全く揺れなくicon10、少し物足りない。




昼間はペンギンの生態や南極の地形などのまじめなセミナーがあっている。
これは自由参加。
出なければ部屋でのんびりしててもいいし、4Fのコーヒーラウンジでコーヒー飲みながら本読んでてもいい。
図書館に行ってくつろいでもいい(ただし、日本語の本は数冊のみ)



※4Fのコーヒーラウンジ&バー



※図書館

Wifiは4Fのフロントで買えば、高いが繋がる。
Lineも出来る。
私はあえて脱インターネットを楽しんだが・・・

午後より、南極上陸のための長靴が支給された。こちらはレンタルのみ。
いよいよ明日は南極に到着する。

(続)


  

Posted by タカ at 14:30Comments(0)クルーズ船南極ネタ

2017年03月18日

南極漫遊記②

オーシャンダイヤモンド号に乗り込んだ。
桟橋からは専用のバスで船までいく。
右側に巨大なクルーズ船があるので我が船はやけに頼もしくなく感じる。
我がオーシャンダイヤモンドは8,282トン。
巨大なクルーズのなんとかプリンセスは100,000トン超え。

タラップを渡るとオーシャンダイヤモンド号の3Fに入る。
まずはパスポートを回収され、それと引き換えに船内での買い物などにも使えるカードと部屋の鍵を渡される。
いたって簡単なチェックインで手続きはこれで終了。
あとは部屋にあがると、すでにホテルで預けたスーツケースが部屋の中に運ばれている。

私の部屋はツインの部屋だが船の部屋のわりには広い。
これから10日間この船の中で過ごすので、まずはスーツケースの中身をすべて箪笥や引き出しに収納する。
いちいちスーツケースより取り出すのはこのような長期滞在の場合は不便だ。





※部屋の写真はお客様の部屋でバルコニースィートの部屋

私の部屋は5F。
この5Fの船尾のほうにはメインホールという全員が集まれるホールがあり、これから先、ここでの説明が多くなる。
船の乗客は200名弱。その中には日本人は7名、アジア人はほかに中国人が10名ほどとインド人が数名いたがあとはアメリカ、カナダ、オーストラリアなどアジア以外からの乗客だった。





部屋の中で荷物を整理していると、
メインホールに集合と放送があり、これからの船内生活のことや南極上陸のために乗るゾディアックボードの乗り方などの説明がある。
すべて英語だ。
それから船内にいるスタッフたちの紹介などがあり、いったん解散。


と思ったら、すぐに避難訓練が行われる。
部屋の中の救命道具を身に着け、メインホールに集まり、そして外のデッキで整列。
寒い~face04

そして、やっと終わったと思ったら、また放送があり、今度はパーカーの支給。
あなたはLLと黄色いパーカーを渡される。
これは持って帰ってもいいパーカーで暖かくて、しっかりしている。









19:30の夕食までこんな感じでスケジュールが盛りだくさんで、その合間にスーツケースのものの収納をしている。
夕食は「肉」「魚」「ベジタリアン」からメインを選ぶことができ、スープも前菜もデザートもすべて選択ができ、嬉しい。
乗船前に肉が続いたので魚を選び、ビールをもらい、ワインをもらい、ビールもワインも無料だとわかり、さらにビールをもらう。






船は着々と南極に向かって進んでいる。
一番心配なのは「魔の60度」と言われるドレイク海峡だ。

果たしてドレイク海峡はそんなに揺れるのだろうか?
と思いながら、ほろ酔い加減の私は夕食後、すぐに爆睡をし夢の中へおちていった。

(続)  

Posted by タカ at 12:35Comments(0)クルーズ船南極ネタ

2017年03月18日

南極漫遊記①

地球を半周して世界最南端の都市・ウスワイアに到着した。
地球儀をみたらよくわかるが、完全に世界最南端の都市がウスワイアだ。
これよりも南は南極大陸や諸島が存在するが都市ではない。


このウスワイアから南極行きのクルーズ船が発着する。
我々は南極に行くためにはるばる何時間もかけてこの町までやってきた。

アルゼンチンの首都ブエノスアイレス経由で来たのだが、南半球なので日本とは逆で夏。
よって暑く、服装も半袖だったが・・・
ウスワイアに到着すると南極に近くなったため、気温もぐんと下がる。
ウスワイアのかわいらしい木でできた空港に降り立ち、まわりをみると雪景色の山々。
同じ南半球でも半袖では寒いので上着をひっかける。




ウスワイアでの名物料理の代表的なものは2つ。
ミナミイバラガニという日本のタラバガニに似たカニまたは牧童料理のバーベキューのアサード
中華料理なども町にはあったが、やはり名物のどちらかを食べたい。

肉食系メンバーだったので迷わずアサードを選び、ウスワイアのメイン通りの角の店のムスタッチオに入る。
こんがりやかれたラムを2人前、ビーフを1人前、赤ワインを1本頼み、クルーズ出発前に腹ごしらえをする。
ラムは皮はパリパリで中はジューシーで美味しかったが、ちょっと塩辛かった。








乗船まではまだ時間があったので先に南極土産を調達しようとブラブラ散策。
ウスワイアの町は南極クルーズの発着地ということもあり、ペンギングッズはさすがに多いが、
ここはもともと流刑地としても使われたため、囚人グッズも多い。
囚人の置物、囚人のパジャマなど(笑)
南極の水なんかもあったが、めちゃくちゃ欲しかったが、怪しいのでやめた。
のちに数日後、クルーズ船の中で南極の空気15ドルを購入したのはこのとき水を買わなかった後悔もあるのだろう。








ショッピングを終え、世界最南端のハードロックカフェで一息つき、
クルーズ船に乗るために桟橋へ歩いて行った。

どーーーーーーーーーんと巨大なクルーズ船の横にかわいらしく我々のオーシャンダイヤモンド号が停泊していた(笑)


  

Posted by タカ at 11:04Comments(0)クルーズ船南極ネタ