動画作成:向田 隆
2013年11月01日
ギアナ高地とちゅげき隊④
【この記事はフィクションです。登場人物も架空の人です、クレームをつけないでください(笑)】
朝がやってきた。
我々はギアナ高地のど真ん中にいる。
約17億年前に地面が隆起して風雨で浸食された巨大な台地。
そんな台地が100以上もある地帯だ。
朝日は台地と台地の隙間から登っていく・・。
今日はそんな台地の1つアウヤンテプイにヘリコプターで上がる。
そして今日から2泊、あの台地の上で泊まる。テント生活だ。
必要最小限の荷物だけ持って上がるというスタッフの指示によりさらに荷物を絞り込む。
酒もそれぞれ1本は多いといことで選抜会議に。
まず白メガネ氏の持ってきた泡盛は居残り組に入る。
今林教授はただでさえ自分の体重があるので荷物を減らさねばということで今林教授のお酒も居残り組。
結局、黒霧島2本とジョニクロ1本を持って行くことにする。
あとはスタッフに頼んだベネズエラビールPolarを20本。
常温だ。
タクラマカン砂漠を白メガネ氏とラクダに乗って旅をしたときに常温でも美味かったのを思い出す。
服装は標高の高いところに行くのでフリースなどを上にはおり、登山靴を履く。
チャーターしたヘリコプターに荷物を積み込む。
上に上がるメンバーは私たち6人とスタッフ3名。
ゴンザレス、ロドリゲス、ヘルナンデスという経験豊かなベネズエラ人だ。
ゴンザレスがこの中ではリーダー格のようだ。
彼らが台地の上でテントを設営してくれたり、食事を作ってくれたり、ハイキングの案内をしてくれたりする。
ヘリコプター上昇。一気に上昇・・・
標高2560mのアウヤンテプイに感動のランディング!
白メガネ氏、カメラマンの竹G、ヤンキー風親父の米G、今林教授、サボリーマン平島和也氏の眼の前にザ・ロストワールドの世界が広がっている。
アウヤンテプイの台地の上は東京23区よりも広い。
台地の上には川もあり、山もあり、下界の地より隔絶された生態系を育んでいる。
ヘリコプターから荷物をすべて降ろし、まずは宿泊場所を見つける。
どこにテントを張ってもいいが、ゴンザレスは少し先に洞穴があるのでそこに張るのがよいという。
しばらく歩くと洞穴に到着。ここで荷物を降ろししばらく休憩。
この洞穴が今日から2泊我々の宿だ。
ロドリゲスとヘルナンデスがテントを張るのを我々も手伝う。こういうのは参加したほうが楽しい。
トイレ用テントも張る。
今回はむさくるしい男性ばかりだが、女性が参加したときのためにも対応できるようにだ。
日の入りの時間は18:15。それまでに夕食を作らなくてはいけない。
食事の担当はゴンザレスのようだ。
ジャガイモ料理とベネズエラ風野菜炒めを作ってくれた。
洞穴の入口のところに放置されたビールから数本抜き出し、皆に配る。
スタッフたちは飲まないというので6人で常温のPolarビールで乾杯!
こんなところでビールが飲めること自体贅沢だ。
ゴンザレスの作ってくれた料理をつまみにし、ビールを飲んでいく・・・そしてお代り・・
白メガネ氏が言う「おいおい、ビールは20本しかないんだから1人3本までな」とみんなに警告する。
荷物制限があったからとはいえ、もう1ケースは持ってきておくべきだったと思う。
今林教授がもう少し痩せていたらあと1ケースは・・・・とみんな思ったんだろう、視線が今林教授の腹に集まる。
ビールが貴重品と分かった今、黒霧島に変えて飲んでいくことにする。
もちろん氷はないので、ストレートかミネラルウォーターで割るか、お湯割りかのどれかだ。
そうこうしているうちにだんだんと暗闇が濃くなっていく。
洞穴の外に出るとすっかりとザ・ロスト・ワールドが闇夜に包まれている。
空を見上げると落ちて来んばかりの星がひしめきあっている。日本ではなかなか見れない夜空だ。
スゴイ!!
カメラマンの竹Gはこの星空を写真に残そうと白メガネ氏と一緒に撮影の準備に取りかかる。
今林教授は洞穴の奥にどかーんと座りこみ、黒霧島をストレートであおっている。
洞穴に熊のような今林教授、これはこれでシャッターチャンスかと思い、竹Gに言いに行こうかと思ったが、あまりに竹Gが真剣に星を撮っているのでやめた。
その横で飲んでいるヤンキー風親父の米Gもいささか酔ってきたようだ。陽気になってきた。
米Gは今でもバンドをやっている。ボーカルだ。
楽器はないがみんなのために得意な曲を歌ってくれると言う。
17億年前に隔絶された世界に、てんとう虫のサンバが軽快なリズムでいつまでもいつまでもこだましていた。
続く・・・
2014年本当にこのギアナ高地の旅の参加者を募集中!詳しくは↓
朝がやってきた。
我々はギアナ高地のど真ん中にいる。
約17億年前に地面が隆起して風雨で浸食された巨大な台地。
そんな台地が100以上もある地帯だ。
朝日は台地と台地の隙間から登っていく・・。
今日はそんな台地の1つアウヤンテプイにヘリコプターで上がる。
そして今日から2泊、あの台地の上で泊まる。テント生活だ。
必要最小限の荷物だけ持って上がるというスタッフの指示によりさらに荷物を絞り込む。
酒もそれぞれ1本は多いといことで選抜会議に。
まず白メガネ氏の持ってきた泡盛は居残り組に入る。
今林教授はただでさえ自分の体重があるので荷物を減らさねばということで今林教授のお酒も居残り組。
結局、黒霧島2本とジョニクロ1本を持って行くことにする。
あとはスタッフに頼んだベネズエラビールPolarを20本。
常温だ。
タクラマカン砂漠を白メガネ氏とラクダに乗って旅をしたときに常温でも美味かったのを思い出す。
服装は標高の高いところに行くのでフリースなどを上にはおり、登山靴を履く。
チャーターしたヘリコプターに荷物を積み込む。
上に上がるメンバーは私たち6人とスタッフ3名。
ゴンザレス、ロドリゲス、ヘルナンデスという経験豊かなベネズエラ人だ。
ゴンザレスがこの中ではリーダー格のようだ。
彼らが台地の上でテントを設営してくれたり、食事を作ってくれたり、ハイキングの案内をしてくれたりする。
ヘリコプター上昇。一気に上昇・・・
標高2560mのアウヤンテプイに感動のランディング!
白メガネ氏、カメラマンの竹G、ヤンキー風親父の米G、今林教授、サボリーマン平島和也氏の眼の前にザ・ロストワールドの世界が広がっている。
アウヤンテプイの台地の上は東京23区よりも広い。
台地の上には川もあり、山もあり、下界の地より隔絶された生態系を育んでいる。
ヘリコプターから荷物をすべて降ろし、まずは宿泊場所を見つける。
どこにテントを張ってもいいが、ゴンザレスは少し先に洞穴があるのでそこに張るのがよいという。
しばらく歩くと洞穴に到着。ここで荷物を降ろししばらく休憩。
この洞穴が今日から2泊我々の宿だ。
ロドリゲスとヘルナンデスがテントを張るのを我々も手伝う。こういうのは参加したほうが楽しい。
トイレ用テントも張る。
今回はむさくるしい男性ばかりだが、女性が参加したときのためにも対応できるようにだ。
日の入りの時間は18:15。それまでに夕食を作らなくてはいけない。
食事の担当はゴンザレスのようだ。
ジャガイモ料理とベネズエラ風野菜炒めを作ってくれた。
洞穴の入口のところに放置されたビールから数本抜き出し、皆に配る。
スタッフたちは飲まないというので6人で常温のPolarビールで乾杯!
こんなところでビールが飲めること自体贅沢だ。
ゴンザレスの作ってくれた料理をつまみにし、ビールを飲んでいく・・・そしてお代り・・
白メガネ氏が言う「おいおい、ビールは20本しかないんだから1人3本までな」とみんなに警告する。
荷物制限があったからとはいえ、もう1ケースは持ってきておくべきだったと思う。
今林教授がもう少し痩せていたらあと1ケースは・・・・とみんな思ったんだろう、視線が今林教授の腹に集まる。
ビールが貴重品と分かった今、黒霧島に変えて飲んでいくことにする。
もちろん氷はないので、ストレートかミネラルウォーターで割るか、お湯割りかのどれかだ。
そうこうしているうちにだんだんと暗闇が濃くなっていく。
洞穴の外に出るとすっかりとザ・ロスト・ワールドが闇夜に包まれている。
空を見上げると落ちて来んばかりの星がひしめきあっている。日本ではなかなか見れない夜空だ。
スゴイ!!
カメラマンの竹Gはこの星空を写真に残そうと白メガネ氏と一緒に撮影の準備に取りかかる。
今林教授は洞穴の奥にどかーんと座りこみ、黒霧島をストレートであおっている。
洞穴に熊のような今林教授、これはこれでシャッターチャンスかと思い、竹Gに言いに行こうかと思ったが、あまりに竹Gが真剣に星を撮っているのでやめた。
その横で飲んでいるヤンキー風親父の米Gもいささか酔ってきたようだ。陽気になってきた。
米Gは今でもバンドをやっている。ボーカルだ。
楽器はないがみんなのために得意な曲を歌ってくれると言う。
17億年前に隔絶された世界に、てんとう虫のサンバが軽快なリズムでいつまでもいつまでもこだましていた。
続く・・・
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Posted by タカ at 08:16│Comments(0)
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