どこでも漫遊記

腹痛を抱える冨松さんと元気な上田さんと視察熱心な私を乗せたバンはクラビの山手のほうへ向かう。

途中から携帯電話の電波も届かなくなる。
クラビといえば海というイメージの中、山へ山へと入っていく。
途中、舗装もされていない道を通ったときはタンザニアのロッジへ行く道を思い出した

到着したところはVacation Village


「今日の午後はこの山の中のホテルリゾートでスパとマッサージでゆっくりする。」
こういう素晴らしい視察を冨松さんは用意してくれていた。

まずはランチを食べましょうとオープンエアの気持ちいいレストランに通される。






ハーブをたっぷり使ったランチを美味しくいただく。
冨松さんはスプーンもフォークも持とうとしない。
腹痛から体もだるくなってきているらしい。
連夜の焼酎の部屋飲みのボディブローが効いて来たのだろうか・・・
熱中症か・・・
心配しながらも元気な上田さんはバリバリ食べる。

食事のあとは部屋の視察。
エアコンありの部屋とエアコンなしの部屋を見せてくれる。
エアコンなしに泊まる人いるんだろうか・・・








そのあとはお待ちかねの温泉。
水着を持ってきていたが、スパのほうで温泉用衣類を用意をしてくれていた。
着替えて、温泉に向かうとまずは屋外のベットに寝てボディ・スクラブ。
私のブヨブヨの体をココナッツの香りのするボディ・スクラブで揉み解してくれる。
木陰の風が心地よい。

冨松さんはどこかで横になっているらしい。
せっかくのこの気持ちいい体験も腹具合が悪くできないらしい。
温泉でゆるんで中に・・・いや最後まで言わないでおこう。

ボディスクラブが終わると温泉につかる。
４２℃の熱いお湯に３分、冷たいお湯に３分と交互に３回浸かる。
汗が噴出し、これもなかなか気持ちいい。



一度、またシャワーをあび、今度はマッサージ用の服に着替える。
そして、東屋のようなマッサージ場へ。
力の強そうなおばさんマッサージ師が私の担当のようだ。



森の中での２時間近くのマッサージは３日間のＴＴＭ（タイトラベルマーケット）の疲労をとってくれる気持ちのいいものだった

別の東屋をのぞくと、
上田編集長もなにやら満足げにマッサージをしてもらっていた。








マッサージが終わると、
生姜茶をいただき、絶不調の冨松さんと合流し、本日の最終目的地、セントラ・グランデホテルへ向かった。




続く・・