動画作成:向田 隆
2017年03月19日
南極漫遊記④
「1時の位置に綺麗な氷山が見えます」と船内放送がかかった。
これが我々が今回遭遇した第一氷山であり、いよいよ南極に入った。
外に出るときには支給された黄色のパーカーを着ないととてもじゃないが寒い。
これをかわきりに大中小の氷山やら雪山やらが見え出し、ドレイク海峡の何も見えない景色に飽きていた我々は慌てて写真を撮りだす。
また、クジラが出現したりすると、きちんと船内放送で何時の位置にクジラがいると教えてくれる。
このように船を時計の中心とし、進む方向を12時として何時の方向に●●がいると船内放送がかかる。
午後からいよいよ上陸するという。
上陸はクルーズ船のままは陸に横付けできいないので、ゾディアックボードに乗り換えて上陸する。
ゾディアックボートに乗る際に一度に行くと余計に時間がとられるので、2つのグループに分けて前半と後半に分ける。
グループ名はジェントーとチンストラップ。どちらもペンギンの名前だ。
ゾディアックボートには1度に11名乗ることができ、乗り方、降り方、相手の手の持ち方、荷物の置く場所などが決まっている。
このゾディアックボートで南極の海を見て回ったり、上陸したりするのだ。
最初の上陸地はサウス・シェットランド島にあるペンギン島。
ペンギン島が見えた時点から風向きによってはものすごいペンギン臭がする。
動物園でもペンギンの檻の前は臭いと思うが、その濃厚な臭いが風向きによってはやってくる。
それもそのはずでここには何万羽というペンギンが生息する。
上陸の準備をする。
ズボンの上にゴアテックスのズボンを重ね、長靴を履き、上も寒くないように重ね着をし、上から支給された黄色いパーカーを着る。
首にはネックウォーマー、毛糸の帽子、サングラス、手袋を薄いのと厚いのと2枚。
そして、最後に救命道具を上から付ける。
完成!
最初の南極上陸は「寒いだろう」ということで万全の態勢で準備をした。
そして、4Fのラウンジに集まる。
暑い
厚着をしているので室内では暑すぎる。
そして、靴の裏を消毒し、階段をおり、ゾディアックボートへ。
外の冷たい空気が心地よい。
ゾディアックボートの乗り方は最初の説明会で説明があった通りだ。
11名乗ったゾディアックボートはネイチャーガイドとともに南極の海へ。
ほどなくペンギン島に着く。
きちんとした波止場などないので海に足を突っ込み、下船する。
脛のあたりまで海水が来るが、ゴアテックスのズボンが長靴の上を覆っているので、中に海水は入らない。
上陸をするといきなりアザラシたちの出迎え。
ネイチャーガイドが距離を取るように注意をし、アザラシが進む方向をあけるように指示がある。
あとは1時間ほど自由行動。
天気がよく、気温1度程度であろう、厚着しすぎてかえって汗をかく。
この島には人工的なものは何もない、ここはペンギンとアザラシの楽園だ。
ネイチャーガイドの誘導で奥に進んでいくとペンギンたちのルッカリー(集団営巣地)がある。
ここにいたのはチンストラップペンギンだ。
両羽を後ろに保ったままのヨチヨチ歩きが何とも言えず可愛らしい。
1羽1羽を目で追うと途中でこけたり、アザラシに吠えられて逃げたり、小さなドラマがあり、笑える。
また、寝ているゾウアザラシもいた。5m近くなるものもおり、迫力満点だ。
十分、ペンギン観察を堪能したあとは、ゾディアックボートに乗り、氷山や流氷を見に行った。
(続)
これが我々が今回遭遇した第一氷山であり、いよいよ南極に入った。
外に出るときには支給された黄色のパーカーを着ないととてもじゃないが寒い。
これをかわきりに大中小の氷山やら雪山やらが見え出し、ドレイク海峡の何も見えない景色に飽きていた我々は慌てて写真を撮りだす。
また、クジラが出現したりすると、きちんと船内放送で何時の位置にクジラがいると教えてくれる。
このように船を時計の中心とし、進む方向を12時として何時の方向に●●がいると船内放送がかかる。
午後からいよいよ上陸するという。
上陸はクルーズ船のままは陸に横付けできいないので、ゾディアックボードに乗り換えて上陸する。
ゾディアックボートに乗る際に一度に行くと余計に時間がとられるので、2つのグループに分けて前半と後半に分ける。
グループ名はジェントーとチンストラップ。どちらもペンギンの名前だ。
ゾディアックボートには1度に11名乗ることができ、乗り方、降り方、相手の手の持ち方、荷物の置く場所などが決まっている。
このゾディアックボートで南極の海を見て回ったり、上陸したりするのだ。
最初の上陸地はサウス・シェットランド島にあるペンギン島。
ペンギン島が見えた時点から風向きによってはものすごいペンギン臭がする。
動物園でもペンギンの檻の前は臭いと思うが、その濃厚な臭いが風向きによってはやってくる。
それもそのはずでここには何万羽というペンギンが生息する。
上陸の準備をする。
ズボンの上にゴアテックスのズボンを重ね、長靴を履き、上も寒くないように重ね着をし、上から支給された黄色いパーカーを着る。
首にはネックウォーマー、毛糸の帽子、サングラス、手袋を薄いのと厚いのと2枚。
そして、最後に救命道具を上から付ける。
完成!
最初の南極上陸は「寒いだろう」ということで万全の態勢で準備をした。
そして、4Fのラウンジに集まる。
暑い
厚着をしているので室内では暑すぎる。
そして、靴の裏を消毒し、階段をおり、ゾディアックボートへ。
外の冷たい空気が心地よい。
ゾディアックボートの乗り方は最初の説明会で説明があった通りだ。
11名乗ったゾディアックボートはネイチャーガイドとともに南極の海へ。
ほどなくペンギン島に着く。
きちんとした波止場などないので海に足を突っ込み、下船する。
脛のあたりまで海水が来るが、ゴアテックスのズボンが長靴の上を覆っているので、中に海水は入らない。
上陸をするといきなりアザラシたちの出迎え。
ネイチャーガイドが距離を取るように注意をし、アザラシが進む方向をあけるように指示がある。
あとは1時間ほど自由行動。
天気がよく、気温1度程度であろう、厚着しすぎてかえって汗をかく。
この島には人工的なものは何もない、ここはペンギンとアザラシの楽園だ。
ネイチャーガイドの誘導で奥に進んでいくとペンギンたちのルッカリー(集団営巣地)がある。
ここにいたのはチンストラップペンギンだ。
両羽を後ろに保ったままのヨチヨチ歩きが何とも言えず可愛らしい。
1羽1羽を目で追うと途中でこけたり、アザラシに吠えられて逃げたり、小さなドラマがあり、笑える。
また、寝ているゾウアザラシもいた。5m近くなるものもおり、迫力満点だ。
十分、ペンギン観察を堪能したあとは、ゾディアックボートに乗り、氷山や流氷を見に行った。
(続)