動画作成:向田 隆
2018年02月09日
安心してください!履いてますよ!
正月ボケもそろそろ終わったという1月の中旬ごろ、
1月より主任に昇格したスタッフの笠(りゅう)が土曜日に突然言い出した。
りゅう 「私、今年1年頑張る!っていうことで滝行をしたいんですよね~」
わたし 「滝行って、滝の中に入る、あれか?いつよ。」
りゅう 「滝の中に入って頑張るやつです。1年の頑張りを誓いたいんで、今やりたいんです。一緒にやらないですか?」
わたし 「いいね、気合はいってるな!一緒にやろう!」
ということで、りゅうが滝行の予約の電話をする。
りゅう 「滝行したいんっすけど?」
住職 「1月いっぱいは正月行事で忙しいので早くて2月3日でお願いします」
りゅう 「分かりました、では3名お願いします」
住職 「では9:30に来てください。山の中なので今こちらは雪が残っています。この時期は本当に冷たいですよ。」
りゅう 「はい、大丈夫です、頑張ります。ところで何分ぐらい滝に入るんですか?」
住職 「お経が読み終わるまでなので、1分半ぐらいです」
りゅう 「10分半ですね?分かりました」
※りゅうは数字に弱くよく聞き間違える
住職 「はい、ではお待ちしています」
予約完了!
わたし 「3人って、あと1人誰なのよ?」
りゅう 「せっかくなので、だらしない熊本の小田原さんがしないかなって思って」
わたし 「10分やろ?体やばいぞ、マジで。行きたいと思う人しかダメやん。無理やり誘ったらいかん。社内メールであと1枠ありますけど、いく人います?という誘い方にしようや」
りゅう 「社長がそういわれるんだったらいいです。ただ、小田原さんが今年こそちゃんと人間的に立ち直ってくれればと思ったので・・・」
わたし 「それにしても10分って、10分半ってどういうことよ?普通10分に半はつけんやろ10分の半分は5分で15分ってことか?(笑)」
りゅう 「いや、出た人がそう言ってました、10分半って・・・10分30秒ってことじゃないですか?」
そして、1人仲間を募るが、案の定、小田原は完璧無視で出て来ず、鎌田係長が参戦決定。
2月3日までに私は風呂場を寒い状態にし、冷たい水を頭からかけ練習をする。
次女がストップウォッチ係。
どう考えても1分で相当つらい、頭の上に直撃させると脳天がクラクラしまずい。
首に集中して充てると神経がおかしくなりまずい。
少し体をゆらゆらさせて、水があたることろを分散させるとまだ長持ちする。
それでも10分はいけない。頑張って2分、もっと頑張って3分。
風呂でこんな感じなのだから、10分なんてできるのか?
日が近づくに連れ、練習を重ねるにつれ、10分という壁が大きく前に立ちふさがり、
結婚前のマリエッジブルーのように、滝行ブルーになってくる。
そして当日。
10分やるということ・・・これはもう後のことを考えたらダメなんだ。
「できる」と思ってやる、「無事終わるかな」など考えない、生きていればいい・・・と割り切った。
りゅう、鎌田、わたし、そして記録係のちょうと4名で山道をクネクネあがっていき、山門に到着。
そこからは階段を歩いてお寺へ。
緊張感が増してくる。
本殿の横に立派な滝があり、ここで打たれるんだと確認。
気温は1℃
山の上の空気はめちゃくちゃ冷たい。
そして、住職登場。
厳しい滝行とは裏腹のにこやかな住職だ。
住職 「滝は何回目?」
わたし 「はじめてです・・・・10分あたるんですよね?」
住職 「10分やれるもんならやってみてごらんなさい(大笑)、1分半です・・・」
住職 「10分・・・それでは1人ずつ1分半、最後に3人一緒で1分半。これにしましょう。10分・・・わっははは」
わたし 「・・・・・・・・・・・・・」
りゅう 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
りゅう 「すみません、1分半ってです」
わたし 「・・・・・うん、今聞いた」
私たちの滝行がはじまった。
1月より主任に昇格したスタッフの笠(りゅう)が土曜日に突然言い出した。
りゅう 「私、今年1年頑張る!っていうことで滝行をしたいんですよね~」
わたし 「滝行って、滝の中に入る、あれか?いつよ。」
りゅう 「滝の中に入って頑張るやつです。1年の頑張りを誓いたいんで、今やりたいんです。一緒にやらないですか?」
わたし 「いいね、気合はいってるな!一緒にやろう!」
ということで、りゅうが滝行の予約の電話をする。
りゅう 「滝行したいんっすけど?」
住職 「1月いっぱいは正月行事で忙しいので早くて2月3日でお願いします」
りゅう 「分かりました、では3名お願いします」
住職 「では9:30に来てください。山の中なので今こちらは雪が残っています。この時期は本当に冷たいですよ。」
りゅう 「はい、大丈夫です、頑張ります。ところで何分ぐらい滝に入るんですか?」
住職 「お経が読み終わるまでなので、1分半ぐらいです」
りゅう 「10分半ですね?分かりました」
※りゅうは数字に弱くよく聞き間違える
住職 「はい、ではお待ちしています」
予約完了!
わたし 「3人って、あと1人誰なのよ?」
りゅう 「せっかくなので、だらしない熊本の小田原さんがしないかなって思って」
熊本支店 小田原氏 イメージ
わたし 「10分やろ?体やばいぞ、マジで。行きたいと思う人しかダメやん。無理やり誘ったらいかん。社内メールであと1枠ありますけど、いく人います?という誘い方にしようや」
りゅう 「社長がそういわれるんだったらいいです。ただ、小田原さんが今年こそちゃんと人間的に立ち直ってくれればと思ったので・・・」
わたし 「それにしても10分って、10分半ってどういうことよ?普通10分に半はつけんやろ10分の半分は5分で15分ってことか?(笑)」
りゅう 「いや、出た人がそう言ってました、10分半って・・・10分30秒ってことじゃないですか?」
そして、1人仲間を募るが、案の定、小田原は完璧無視で出て来ず、鎌田係長が参戦決定。
2月3日までに私は風呂場を寒い状態にし、冷たい水を頭からかけ練習をする。
次女がストップウォッチ係。
どう考えても1分で相当つらい、頭の上に直撃させると脳天がクラクラしまずい。
首に集中して充てると神経がおかしくなりまずい。
少し体をゆらゆらさせて、水があたることろを分散させるとまだ長持ちする。
それでも10分はいけない。頑張って2分、もっと頑張って3分。
風呂でこんな感じなのだから、10分なんてできるのか?
日が近づくに連れ、練習を重ねるにつれ、10分という壁が大きく前に立ちふさがり、
結婚前のマリエッジブルーのように、滝行ブルーになってくる。
そして当日。
10分やるということ・・・これはもう後のことを考えたらダメなんだ。
「できる」と思ってやる、「無事終わるかな」など考えない、生きていればいい・・・と割り切った。
りゅう、鎌田、わたし、そして記録係のちょうと4名で山道をクネクネあがっていき、山門に到着。
そこからは階段を歩いてお寺へ。
緊張感が増してくる。
本殿の横に立派な滝があり、ここで打たれるんだと確認。
気温は1℃
山の上の空気はめちゃくちゃ冷たい。
そして、住職登場。
厳しい滝行とは裏腹のにこやかな住職だ。
住職 「滝は何回目?」
わたし 「はじめてです・・・・10分あたるんですよね?」
住職 「10分やれるもんならやってみてごらんなさい(大笑)、1分半です・・・」
住職 「10分・・・それでは1人ずつ1分半、最後に3人一緒で1分半。これにしましょう。10分・・・わっははは」
わたし 「・・・・・・・・・・・・・」
りゅう 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
りゅう 「すみません、1分半ってです」
わたし 「・・・・・うん、今聞いた」
私たちの滝行がはじまった。
Posted by タカ at 08:09│Comments(1)
│日本での日々
この記事へのコメント
滝行をやるまでの経過が可笑しすぎる、まるでコントですね!
せっかくだからテレビ取材してもらったらよかったのに・・・。
せっかくだからテレビ取材してもらったらよかったのに・・・。
Posted by ちゃ〜りー at 2018年02月12日 06:25