動画作成:向田 隆
2012年10月20日
タクラマカン砂漠漫遊記3
しばらく休憩をしたあと
テント張り、夕食作り、たき木の木集めの仕事に分かれ活動を開始。
テントは1人1つ張るが、ラクダ使いの2人は砂漠の砂の上に布団をひいて直に寝る。スゴイ。
夕食は林氏が主導で向田氏と一緒に作っていく。
茄子の炒め物とジャガイモの炒め物。
そして、許氏がつくってくれたお粥。
すべてが砂の上での作業なので食材に砂が入らないようにするのに苦労する。
私はテント張りの仕事が先に終わり、林氏が調理する横で先にいっぱいやらせていただくことにした。
ラクダに運ばれたビールは当たり前だが、もうぬるい。
ぬるいんだけど、こんな砂漠の真ん中で飲めるんだから、それに感謝しなくては。
ラクダが一生懸命運んでくれたんだよな。
そうそう、この旅って「日常の当たり前のものをありがたいと再認識する」旅でもあるなと思っていた。
腹も減っていた。ラクダの揺れって腹が減るのかな。
林氏が作ってくれた茄子の炒め物、ガバガバ食べた。
それにしても美味かった。
ときどき口の中でジャリッというけど気にしない。
向田氏は気持ちいいといって裸足で砂漠の中をウロウロしていたらラクダ草のトゲがささり、あわてて靴を履く。
よかったサンダルを持ってきていて。
そのうちにラクダ使いたちがたき火をしだす。
砂漠に落ちてる木は乾燥しているので火も付きやすくすぐにたき火がおきる。
ラクダ使いはウイグル族、異民族の作った料理は食べない。だから自分たちでナンなどをたき火のまわりで食べる。
そのうち、落ちていた木をナイフできって串を作り、市場で買った羊肉を串にさし、たき火で焼きだす。
いいねぇ~、いい感じ
焼いてくれた羊肉串は私たちのところに持ってきてくれた。
1人1本。それでも十分だし、すぐに呑み込めないぐらい肉が硬い。
はっきりいって噛み疲れする。
ビールを12本しか持ってきていないことが判明し、ビールをやめ、私はウィスキー、向田氏は好物の泡盛、林氏、許氏も泡盛を付き合う。
ウイグル族のクルバンとラクダ使い2人は酒は飲まない。
8時すぎくらいから少しずつあたりが薄暗くなっていき、ヘッドランプをおのおのテントから持ってき、ランタンも持ってきて飲みなおす。
気温も昼間の暑さが嘘のように急激に冷え込む、みんなジャンバーをはおりだす。
たき火のまわりにみんなが集まり、しばらく談笑しているとまわりが真っ暗になてることに気が付く。
そうそう、星はどうなのか?
砂漠の真ん中での星、絶対綺麗だろう。
たき火から離れ、みんなヘッドランプを消し、空を見上げる。
わーっ、スゴイ!!!
私は星詳しくないが、満天の星空をずっと見るの大好きである。
モンゴルでもチベットでもタンザニアのザンジバルでもずっと見ていた。なんやろう、あの魅力。
向田氏は北極星に中心をあわせ、星の撮影に挑みだす。
かれこれ30分以上格闘・・・・
うまくいかなかったようだ。
星の写真を楽しみにしているカメラマンの松本氏には「星は出てなかった」と言ってね(笑)と頼まれる。
夜も遅くなり、ラクダ使いはたき火の近くに布団をひき、砂の上に直に寝だす。
まさに砂漠の民である。(寒くないの???)
それを機に眠りの邪魔をしてはいけないということでそれぞれのテントに戻る。
私と向田氏は向田氏のテントに入り、向田氏はビール、私はウィスキーでもう少し続ける。
向田氏は12本しかない貴重なビールの1本をテントの中で倒し、笑わせてくれる。良かった私のテントじゃなくて(笑)
そして自分のテントに戻る。
許氏、林氏のテントからはラクダの雄叫びのようなイビキが・・・・
砂漠はとても静かである。
このイビキは異常である。
こんな中寝れるのか???今からテントの張り直しは面倒だし・・。
そして寝袋を広げる。
日本から持ってきた・・・そういうえば中学校のキャンプぐらいから使ってないやつ。
久しぶりだな。
寝袋に入ってみた。
肩まで入らない・・・顔と肩が寒い。
どうやら子供用のようだ・・・
そう、日本でチェックしてないもんな。
リュックの中からセーターなどを取り出し、布団代わりにして寝る・・・
でも、、、寒い、そしてうるさい、寝れない・・・
そして寝たのか寝てないのか分からない朝を迎えた。
時刻は8:00。
もうすぐようやく日の出だ。
寝不足の目に砂漠から出てくる朝日がまぶしかった。
続く
テント張り、夕食作り、たき木の木集めの仕事に分かれ活動を開始。
テントは1人1つ張るが、ラクダ使いの2人は砂漠の砂の上に布団をひいて直に寝る。スゴイ。
夕食は林氏が主導で向田氏と一緒に作っていく。
茄子の炒め物とジャガイモの炒め物。
そして、許氏がつくってくれたお粥。
すべてが砂の上での作業なので食材に砂が入らないようにするのに苦労する。
私はテント張りの仕事が先に終わり、林氏が調理する横で先にいっぱいやらせていただくことにした。
ラクダに運ばれたビールは当たり前だが、もうぬるい。
ぬるいんだけど、こんな砂漠の真ん中で飲めるんだから、それに感謝しなくては。
ラクダが一生懸命運んでくれたんだよな。
そうそう、この旅って「日常の当たり前のものをありがたいと再認識する」旅でもあるなと思っていた。
腹も減っていた。ラクダの揺れって腹が減るのかな。
林氏が作ってくれた茄子の炒め物、ガバガバ食べた。
それにしても美味かった。
ときどき口の中でジャリッというけど気にしない。
向田氏は気持ちいいといって裸足で砂漠の中をウロウロしていたらラクダ草のトゲがささり、あわてて靴を履く。
よかったサンダルを持ってきていて。
そのうちにラクダ使いたちがたき火をしだす。
砂漠に落ちてる木は乾燥しているので火も付きやすくすぐにたき火がおきる。
ラクダ使いはウイグル族、異民族の作った料理は食べない。だから自分たちでナンなどをたき火のまわりで食べる。
そのうち、落ちていた木をナイフできって串を作り、市場で買った羊肉を串にさし、たき火で焼きだす。
いいねぇ~、いい感じ
焼いてくれた羊肉串は私たちのところに持ってきてくれた。
1人1本。それでも十分だし、すぐに呑み込めないぐらい肉が硬い。
はっきりいって噛み疲れする。
ビールを12本しか持ってきていないことが判明し、ビールをやめ、私はウィスキー、向田氏は好物の泡盛、林氏、許氏も泡盛を付き合う。
ウイグル族のクルバンとラクダ使い2人は酒は飲まない。
8時すぎくらいから少しずつあたりが薄暗くなっていき、ヘッドランプをおのおのテントから持ってき、ランタンも持ってきて飲みなおす。
気温も昼間の暑さが嘘のように急激に冷え込む、みんなジャンバーをはおりだす。
たき火のまわりにみんなが集まり、しばらく談笑しているとまわりが真っ暗になてることに気が付く。
そうそう、星はどうなのか?
砂漠の真ん中での星、絶対綺麗だろう。
たき火から離れ、みんなヘッドランプを消し、空を見上げる。
わーっ、スゴイ!!!
私は星詳しくないが、満天の星空をずっと見るの大好きである。
モンゴルでもチベットでもタンザニアのザンジバルでもずっと見ていた。なんやろう、あの魅力。
向田氏は北極星に中心をあわせ、星の撮影に挑みだす。
かれこれ30分以上格闘・・・・
うまくいかなかったようだ。
星の写真を楽しみにしているカメラマンの松本氏には「星は出てなかった」と言ってね(笑)と頼まれる。
夜も遅くなり、ラクダ使いはたき火の近くに布団をひき、砂の上に直に寝だす。
まさに砂漠の民である。(寒くないの???)
それを機に眠りの邪魔をしてはいけないということでそれぞれのテントに戻る。
私と向田氏は向田氏のテントに入り、向田氏はビール、私はウィスキーでもう少し続ける。
向田氏は12本しかない貴重なビールの1本をテントの中で倒し、笑わせてくれる。良かった私のテントじゃなくて(笑)
そして自分のテントに戻る。
許氏、林氏のテントからはラクダの雄叫びのようなイビキが・・・・
砂漠はとても静かである。
このイビキは異常である。
こんな中寝れるのか???今からテントの張り直しは面倒だし・・。
そして寝袋を広げる。
日本から持ってきた・・・そういうえば中学校のキャンプぐらいから使ってないやつ。
久しぶりだな。
寝袋に入ってみた。
肩まで入らない・・・顔と肩が寒い。
どうやら子供用のようだ・・・
そう、日本でチェックしてないもんな。
リュックの中からセーターなどを取り出し、布団代わりにして寝る・・・
でも、、、寒い、そしてうるさい、寝れない・・・
そして寝たのか寝てないのか分からない朝を迎えた。
時刻は8:00。
もうすぐようやく日の出だ。
寝不足の目に砂漠から出てくる朝日がまぶしかった。
続く
Posted by タカ at 07:27│Comments(0)
│タクラマカン砂漠横断