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動画作成:向田 隆

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2018年07月30日

胆嚢炎物語 2

入院3日目の朝、まだ私は点滴につながれていた。

診断は胆石性急性胆嚢炎、胆嚢腺筋腫症

この2つにより胆嚢を切除しないといけない、すなわち手術ということになった。

私 「モンゴルは絶対、行かないといけないんですが・・・」

主治医 「そうですよね、一時退院して、落ち着いた日程でやりますか?

そのかわり油っこいものや卵なんかは注意してくださいよ」

私 「はい、注意します」

主治医 「では、いつにしましょう」

私 「飲み会を3つキャンセルしたら、7/26の日程でいけますが、8/3からタイの山奥で3日間ジャングルを歩きます」

主治医 「まあ、1週間みてればいいので大丈夫でしょう」
ということで、私の一時退院が決まり、再入院は7/26からになる。

この仮退院中は

7/12~16 内モンゴルのオルドス

7/22~24 富士登山

のスケジュールが入っており、

予定では 7/26~1週間程度 入院(7/27 手術)

その後の予定は、8/3~8 タイのラフ族の村 

と、なった。

なんと身体に優しいスケジュールだろう(笑)

そして、退院し、添乗員としてモンゴルへ飛ぶ!

このツアーの参加者には医者であるM氏と看護婦であるH氏がいて、心強い・・・と最初は思った。





実際、モンゴル旅行中の宴会で

モンゴル人に酒を勧められて

私が「今、胆嚢炎で酒をセーブしてます」と身体をいたわった発言をしていると、

白ワインを持ったM氏がぼそっと言いやがった。

「アルコールは胆嚢関係ないですけどね」

icon196

味方じゃなかった・・・








(続)
  

Posted by タカ at 12:14Comments(0)日本での日々

2018年07月30日

胆嚢炎物語 1

私には10年以上前から抱えている痛みがあった。
その痛みは夜になると発生し、朝起きるとよくなっている。
痛みの発生も半年周期ぐらいのものだし、痩せたらおこらないし、太ったら起こりやすい。
平常時にいくつかの病院に行っても原因が分からず、
1度だけあまりに痛くて救急病院にいったが、そこでは専門の医師がおらず原因が分からず、
佐賀のお客様にそういう痛みで原因を発見してもらったよという方がいたので、佐賀の病院までいくが原因が分からずだった。

今回、土曜日の夕方前より、ズキンズキンと痛みを感じ始めた。
いつもの痛みだ。
次第にお腹の中が雑巾で絞られる痛さになっていく。
まさしく、いつもの痛みだ。
家の近くの病院がギリギリ開いている時間だったので、自分で運転していく。
なぜか次女も心配とついてくる。

そして〇〇病院到着。

主治医「エコーをとりましょう、採血をしましょうと検査がはじまり、
これは急性胆嚢炎ですね。
痛かったでしょう。
よく我慢できましたね。
すぐに入院です。


入院!?



主治医「場合によっては手術ですね。」



手術!?



私「え!! 5日後にモンゴル行くんですが・・・

そしてモンゴルから帰ってきて6日後に富士山に登るんですが・・・」


主治医「月曜日に検査結果を見ながら相談しましょう。
とりあえず、入院してください。」








次女が嫁に私の携帯を使って電話する。

「パパ入院って。パパ死なないかな・・・」icon198



  

Posted by タカ at 10:44Comments(0)日本での日々

2018年07月28日

ルナの富士登山挑戦 2

山小屋についたら、まずチェックインをし、寝るところ、更衣室を案内してもらう。
案内と言ってもそんなに大きな山小屋ではない。
案内は1分で終わる。
寝るところは二段になっており、上に寝るか、下に寝るか山小屋のスタッフに指定をされる。
寝袋と枕と毛布が用意されている。
下界の暑さとは違い、七合目でも寒い。
トイレは外に清潔なトイレがあり、宿泊者は1回だけ200円払えば使い放題。
富士山には水がないのでシャワーはもちろんない。

夕食は17時からカレーライスが出た。
ちなみに単品で頼むとカレーライスは1200円。
福神漬けとラッキョウが付け合わせであったので、それをガバガバいれてお腹を満たした。

ご来光を頂上で見る人は山小屋を23時にはでるという。
朝4時20分頃なので頂上まで5時間かかるとするとそれぐらいに出ないといけない。
我々は目的は頂上でのご来光ではなく、あくまでも「山頂までいく」ということなので無理せず明るくなって出発することにする。
山小屋にはインド人、アメリカ人など様々な国籍が来ていた。
ビーフカレーじゃない?とルナはインド人のことを心配。
来月、インドに行くルナはヒンドゥー教は牛肉を食べないと微妙に知っている(笑)
我々親子は17時に夕食を食べ、18時には寝袋の中にいた。

23時にごそごそと山頂ご来光組が出発し、
24時過ぎてまあ、間に合えば山頂でご来光見るかという組が出発し
3時ごろ、なぜ今の時間に出発という組が出発。
そうなると4時に寝てるのはルナただ1人だった。

4時に東の空がぼんやり明るくなってきたのでライトなしでも登れるというのを確認し、
そろそろ準備して登ろうかとルナを起こす。
朝ごはんは宿からもらった朝めしセットで
カロリーメイト、パン、いりこ、ソーセージ、アップルジュースである。
私は夕食のカレーが足りずに夜のうちに朝飯セットは完食しているので何もない。
ルナが食べているのをじっと見て、おこぼれをもらう。

4時すぎに登山靴を履き、登頂開始。
気温は10℃くらいだろう。それに風が強いので体感温度はもっと下がる。
ルナは長袖シャツにフリースを着て、上下レインコート、軍手で風と寒さを防ぐ。
早朝4時のぼんやりとした朝焼けの中、小さな身体で登っていく。

4時ぐらい、山中湖の向こうから出てくるきれいな日の出を拝む。
しばらく岩に座り、荘厳な景色を楽しむ。
左側には雲海が広がり、周りの山々が眼下にみえるのはさすが富士山である。






まずは八合目を目指す。
八合目⇒本八合目⇒九合目⇒山頂。
高山病が心配だったので、ルナに何度もきつくないか確認しながらいくが、
「眠いだけ」という。軽い高山病だ。
少し寝ると余計だるくなるとのことで、持ってきた酸素を吸わせ、お茶を飲ませ、ゆっくりと深呼吸をさせながら進む。
ゆっくり、ルナのペースで歩く。
止まっては酸素を吸い、深呼吸。
「登る」か「あきらめるか」どちらでもいいことは登る前から話している。
眠いとは言ってるが、きつい、やめたいとは言わない。
登るという意思ははっきりしている。






八合目到着3200m。
ルナは飛行機以外では生まれて初めての3000m超え。
高山病は眠気となってルナに襲いかかっている。
七合目から八合目の長いこと長いこと。
さすが富士山である。

このあたりになると樹など見えない丸裸の山なので山小屋が下からでも見える。
地図と照らし合わせ、あそこが本八合目だろうねと目標を定め、登っていく。
ルナのペースは遅いが、休まず一歩一歩進んでいる。

本八合目3350m到着。
酸素を思いっきり吸って目を覚まそうとするが、なかなか酸素不足は戻らない。



「きつくはない、眠いだけ、登れる」
こう言って、自ら立ち上がり登り始める。

そして九合目。山頂まであと30分と書いてある。
4時から歩きだし、すでに5時間30分たっていた。
山頂には日の丸があり、風でたなびいている。
ルナ、あそこが山頂ぞ。
うん!と力強く頷き、酸素を思いっきり吸って立ち上がる。



最後の30分の道のりも一気には歩けない。
立ち止まっては、呼吸を整え進む。
それでいい、焦らずゆっくり登ればいい。もうゴールは見えている。

そして、山頂到着。
出発からすでに6時間たっていた。
山頂だというと、
ようやくルナの顔に笑顔が戻った。
お鉢巡りもしようかと思ったが、酷だろうともう口には出さなかった。
ここまでよく登ったよ!すごいよ、ルナ。


  

Posted by タカ at 15:59Comments(0)山ネタ

2018年07月28日

オルドス漫遊記 その3

オルドスでの短い夜があけた。
まだ、みんなは寝ている中、昨夜は暗くてわからなかった外を散歩してみる。
昨夜、我々のお腹に入っていったであろうヤギたちの皮が並べてあり、命をいただいたことに感謝をする。
モンゴル族の家はトイレは外に作るらしい。
家から離れたところにただ穴を掘っただけのトイレがある。
畑にはとうもろこし、じゃがいもなどが植えてある。




タナさんのお父さんと弟さんは酒に酔ったままウロウロしており、
お母さん、お嫁さんは家事をしている。

弟さんが、酒で目が座ったまま、「魚釣りに行こう」という。
こんな状態で池に行くのも怖かったので丁重にお断りする。
お父さんが、酒で目が座ったまま「白酒を飲もう」という。
こんな状態の人とさしで飲むのも怖かったので丁重にお断りする。

この親子は寝ないで飲み続けることができるらしい。
あとでお父さんは飲みすぎとタナさんに怒られ、
弟さんは嫁さんにまわし蹴りをされていた。
モンゴルの女性も強いもんだ。

朝7時にヤギの解体をするという話だったので、見てみたい人だけ起きた。
だけど、ヤギの解体できる従兄が昨晩4頭解体して疲れたらしく、帰って行ってしまって中止。
せっかく起きたので、ビールでも飲もうと庭にイスを出して早朝ビアガーデンを開く。
ビールは数本でよかったのだが、お父さんが倉庫から2ケースも出してくる。
チーズをつまみに冷えてないビールを飲む、朝の空気が清々しい。
モンゴル族の人々も常温のビールを好むらしく、私が冷凍庫にビールを入れていたら怪訝な顔をしていた。




旧館で白酒の空瓶と一緒に横たわっていたM山会長も起きてきて、
みんなで聖地に行こうという。ここらの集落のモンゴル族の聖地でタナさんも懐かしい場所だということ。
到着すると、建物をまわり、石を拾い、そこの建物にあげて願い事をお祈りしたり、
牛乳をかけてお祈りしたりする。
私は「旅行中、スチンタナさんが時間を守りますように」icon195と切実な願いをしておいた。
その聖地は丘になっており、はるか遠くまで見える。
あそこのヤギはうちのヤギよ。と数km先の点点を指さしながらタナさんは言う。




タナさんの実家の土地は広い。
しかし、来年にはもうここに実家はないという。
オルドスの地下資源開発が進む中、タナさんの家も例外ではなく立ち退きを迫られたという。
中国での立ち退きは絶対的なものだ。
今まで大草原の中で暮らしてきた人々がマンションに住めるのだろうか?

昼食もヤギが出てきた。
ヤギがダメだというM氏のために豚肉も出てきた。
タナさんは目の座ったお父さんと優しそうなお母さんと一緒にリビングでヤギを食べていた。
次帰ったときは、もうこの実家はない・・・

タナさんはこの実家での最後の家族の団らん。
このツアーを企画して本当に良かったとおもった。


M氏のための豚肉








  

Posted by タカ at 11:29Comments(0)中国ネタ

2018年07月28日

ルナの富士登山挑戦 1

昨年、東南アジアで一番高い山キナバル山4095mに登った。
日本一の山、富士山は登ったことないのに・・・

ということで、次女小3のルナと富士山3776mに登ることにした。

2歳のときから三日月山、立花山に、3歳で宝満山などの低山は登ってきたが高山は初めてのルナ。
今年に入ってはゴールデンウィークに鶴見岳に一気登山(海抜0mから1375mまで一気にあがる)に出かけただけ。
富士登山が近づいても、私の出張やルナの習いごとで山に登ることもできなかった。
スクワットやら腹筋やらはやっておけよとルナに言って、やってはいたが、いざ富士登山が近づいてくるとさすがに山登っておかないといけないだろうと、朝5時起きで三日月山に連日登った。
三日月山も直線で登るコースは汗をかくほどなコース、しかも15分で頂上まで登れるので時間のない朝にはもってこい。
三日月山トレーニング最終日はルナは朝日にむかって富士登山の成功の誓いをしていた。

7月22日 富士登山当日

朝一の羽田空港行きの便へ乗り込む。
その後、モノレール、山手線を乗り継ぎ、新宿駅へ。
新宿のバスターミナルから富士山五合目までの直行高速バスへ乗る。
夏休みでもあり、ピーク時期なのだろう満席であった。
新宿から富士山五合目までは約2時間30分。





13:00 富士山五合目到着。
到着すると、私のほうが体調が少しおかしい。
キナバルのときは薬を飲んでいたが、ルナの体調の変化が分かるように今回は私も飲んでいない。
身体を慣らすために1時間ほどここでゆっくりするよとルナに言って、
飲み水を買ったり、富士山帽子を買ったりする。
五合目でおーいお茶200円を4本買った。(七合目では400円、八合目以上では500円となる)




14:00、トイレ(無料トイレあり、これ以降は1回200円かかる)をすませ、いざ出発!
今回のルートは易しいという富士吉田ルート。
各ルートで看板が色分けされており、このルートは黄色。
1日目は七合目にある富士一館という山小屋が目的地。

五合目から六合目が1時間
六合目から七合目が1時間
約2時間で到達すると書いてあった。

五合目から六合目までは緩やかな傾斜で下り、登りを繰り返す。
世界中から登りにきてるようで、英語、中国語、ロシア語などが飛び交う。
六合目にある案内所のスタッフも英語、中国語が堪能だ。







六合目からは少し勾配が急になるが、それほどでもない。
これぐらいであればルナには易しすぎる。
標高が高くなるにつれ、涼しくなる。
ルナは六合目と七合目の間ぐらいで長袖Tシャツを着る。私は半袖。

そして、なんなく山小屋 富士一館には16:00に到着。
予定通り2時間。

「もう少し上の山小屋でもよかったね」とルナ
楽勝だったようだ・・・





まだこのときのルナは明日のきつさがどうなるのかを知らない・・・

(続)



  

Posted by タカ at 08:22Comments(0)山ネタ

2018年07月27日

オルドス漫遊記 その2

タナさんの実家では我々の到着を今か今かと待っていた。
バスが到着するとお父さん、お母さんをはじめ親戚の方々が暗闇の中、バスへ集まってきた。
周りは草原と畑のようだ。
メェーメェーと鳴き声がするので羊かヤギが近くにいるのだろう。
空をふと見上げてみると満天の星空。
参加者一同、空を見上げ、すごいね~という。
その中で「宮崎の星空のほうがスゴイ」という負けず嫌いのM氏。
まあ、M氏の言葉は聞き流し、一同は自宅の中に入った。

建物は左側に新館、右側に旧館とあり、普段は新館で過ごしているという。
今日は我々が日本からやってきたので新館を使っていいという。
新館には5部屋とリビングが2つある。

1つの部屋を北海道から来た飲兵衛ペア。
1つの部屋を今回最年長のF氏と奥様
1つの部屋を乗馬好きと恐竜好きで新婚旅行を兼ねてきているS夫婦
1つの部屋を今回、最南端の大牟田からやってきたM親子と学校の先生をされていたN先生。
1つの部屋をしもばるソフトバレー愛好会会長のM山会長と私

こんな感じで割り振りをした。

深夜1時を過ぎているので、本当はみんな寝る時間だったが、はじめてのモンゴル族の家でのホームステイでワクワクして寝れない。
リビングには美味しそうな夜食が置いてあり、荷物を各部屋におき、リラックスモードになりリビングに集まる。
私は日本から持ってきた焼酎の霧島1升パックをもちリビングへ。
チーズやパンを食べ、ミルクティーを飲んだり、焼酎を飲んだりしているところにヤギ肉がどーーーーーんと運ばれてくる。







深夜1時の骨付きヤギ肉。

箸がないのでいつまでたっても手を出さない我々をみて、ガイドのアイハラさんがモンゴル人は手で食べるんですよ。
と見本をやってみせる。
油でベトベトになった手はきれいに手にすり込めば手もピカピカになるとのこと。
昔は皮のズボンをはいていたのでそれになすりつけたりしていたらしい。
ヤギ肉をおのおの持ち出し、かぶりつく。柔らかくてジューシーで美味しい。
骨のところにくっついてる肉が一番美味しいらしく、ナイフで削りながら食べるのがモンゴル風だと。
羊肉にかぶりつき、霧島で胃に落とす。
なんとも言えない満足感。
羊肉が苦手だという大牟田のM氏は霧島だけ、ごくごく飲んでいる。









そして、夜が苦手な私は先に寝室へ。
ソフトバレーボール会長M山氏は酒好きのタナさんのお父さんと弟さんに拉致され、旧館へ。

2時すぎに寝たが、早起きの私は翌朝5時起床。
旧館のベットには横たわるM山会長、
そして・・・
まだ、酒好きのお父さんとお兄さんは55°の白酒を飲んでいた・・・・

続  

Posted by タカ at 08:39Comments(0)中国ネタ

2018年07月27日

オルドス漫遊記 その1

博多にあるモンゴル料理のお店・オルドスアイリにはよく飲みに行っている。
羊肉をつまみに冷たいビールを飲むのは最高だ。
女将さんのスチン・タナさんとはボランティア仲間でもあり、昨年は九州北部豪雨の復旧活動に何度も朝倉地区へ一緒に足を運んだ。

タナさんは中国の内モンゴル自治区のオルドスの出身であり、もう5年も帰省をしていないという。
あるとき「スチンタナさんと行く!オルドスツアー」を企画するのでオルドスを紹介してよ~と私が言いだし、ツアーを計画した。

内容はタナさんと一緒に考えた。
1日目はオルドス空港から30分から40分のところに実家があるので、自分の実家に泊まればいいよと。
2日目は砂漠がある町のダラト旗に泊まって、3日目は草原のゲルに泊まりましょう。

行程が出来上がり、漫遊のお客様とオルドスアイリのお客様と声をかけ、
あっという間に10名集まった。これにタナさんと私をいれて12名である。
今回、タナさんの実家に泊まるので多くてもいけない、12名でギリギリということで締切。

お客様は北は北海道から、南は大牟田まで当日は福岡空港に集合した。

福岡空港からは中国国際航空で大連、北京経由でオルドス空港へ。
以前は毎月2,3回のように中国に行っていた私も久々の中国渡航。

福岡空港の集合時間は13:10だったが、13:10になろうとするころ、主役のスチンタナさんから
「今から家をでます~」と電話が入る(笑)
このあと、内モンゴルを旅していて、一同実感するが、モンゴルの人に時間は午前と午後ぐらいしかない・・・らしい(笑)
これはこれで時間に縛られて生活している日本人とは違い、文化の違いということで理解する。
今回のお客様たちはそういうのを理解して楽しんでくれるお客様で大変ありがたかった。

20分遅れで到着したタナさんは実家に持っていく大量のお土産を両手に持ち現れる。
スーツケース1つとダンボール1つを預ける。
タナさんが5年ぶりに帰ってくるということで、何日も前から実家からあれ買ってきて、これ買ってきてと出発ギリギリまで電話があったようだ。
日本酒なんかも数本入ってる。

そしてよようやく全員揃い、タナさんにあいさつしてもらい福岡空港を出発!





オルドス空港に到着したのは23:30頃。
オルドスの街は巨大な建物が多く、その建物に明かりがともり、飛行機の窓から見ると未来都市に来たよううな感じだ。

オルドス空港でみんなの荷物とタナさんの大量のお土産をピックアップして、ガイドのアイハラさんの待つ出口へ。
アイハラさんもモンゴル族である。
タナさんの弟も迎えに来ている。
空港からタナさんの実家までは30分から40分程度ということ。
タナさんの弟が先導し、我々のバスがあとに続き、実家まで真っ暗な道を走る。
オルドスの街は巨大な建物の街だが、周りは農村で畑や草原が広がるエリアのようだ。

結局、1時間30分後にタナさんの実家に到着。
30分から40分というのはタナさんの口癖だったということに一同あとで気づくのだったface08

(続)


  

Posted by タカ at 07:52Comments(2)中国ネタ

2018年07月26日

娘といっしょにやる25のこと 途中報告2

2018年  「パパといっしょにやる25のこと」の途中経過。

小三の娘と一緒に考えたリストだが・・



前回6月のこのブログでの報告では以下の10のことをクリアと報告。

①ビリヤード




②木のぼり




③バレーをアタックまで教えてもらう




④ミュージカルに行く。(げきだんしき)




⑤茶道たいけん




⑥生花たいけん





⑧ロシア料理パーティーをする





⑨フィリピン料理パーティーをする





⑱一気登山





⑳別府で温泉





そして、この1か月でクリアしたのは・・・

次の4つだ。

⑪写経




⑭魚釣り





⑯ミュージカルに30人来てもらう
結局、ルナの営業と皆さんの好意で50名を超えた!!





⑲富士山に登る
軽い高山病になりながらも山頂まで登ったぞ!!





残りは次の11だ。

まだまだ難易度の高いものが残っている・・・

これからあと5カ月でこれを終わらすことができるのか!?


⑦陶芸体験

⑩乗馬

⑫滝行

⑬お寺に泊まる

⑮パパを70kgにさせる

⑰ブログで1位をとる

㉑沖縄にいく

㉒萩往還を歩く

㉓韓国に焼肉を食べに行く

㉔インドへいく

㉕キャンプをする 



15番もなんとか目標達成が見えてきたぞ!icon41

  

Posted by タカ at 18:46Comments(0)日本での日々

2018年07月26日

中国国際航空のトランジットホテルサービスは・・・

こういうことは同じ旅行関係の企業の批判になるので書きたくないのだが、
今後、他の旅行者、旅行会社が同じ目に合わないように記録として書いておこうと思う。

中国国際航空(CA)は中国国内で乗り継ぎがあるときに都市によってトランジットホテルの無料提供をしている。
これがトランジットホテルサービスであり、旅行者には嬉しいサービスだ。
「きちんと」手配をされていたのであれば旅行客のことを思ってやってくれている非常にいいサービスだろう。

今回、我々の旅行団は中国の内モンゴル自治区を旅した。
1日目に福岡から大連、北京経由でオルドスへ入り、オルドスに1泊、ダラト旗に1泊、シラムレン草原に1泊。
そして4日目にフフホトから上海経由で福岡へ戻る行程であった。

問題は帰りの便でおきた。

7/15 CA1990 フフホト22:40-上海01:10(7/16)
7/16 CA915  上海12:10-福岡14:40

上のような復路便だったため、トランジットサービスが使えるということで上海万信彗選酒店を手配してもらった。
12名だったので6部屋。
出発前に確認書ももらい、その確認書には予約番号も書いてあった。

利用当日・・・・

7/15 CA1990 フフホト発が1時間以上遅れ、深夜の上海到着がさらに遅れ夜中3:00頃になる。
眠たい目をこすりながら、荷物を受け取り、出口をでて、CAのトランジットサービスカウンターに行ったが、CAの職員は誰もいない。
夜中の3時だからそうなのか?
どこかにいないかお客様にしばらく休んでもらって、走り回って探すもCAの職員は1人としていない。
空港の職員を1人見つけ、一緒にいろいろ探してもらうが・・・誰もいない。
必ずトランジットカウンターに立ち寄って手続きをしてからホテルに行ってください。
と書かれていたから、職員を探していたが、こうなれば予約しているホテルに直接行こうと考え直す。

そして、上海万信彗選酒店に電話をする。
何度か電話をしてやっとつながる。
予約番号と名前を言って、6部屋、CAから予約が入っていると思いますが・・・というが、
「ホテルは現在1部屋しか空いておりません。
その予約番号とその方たちのお名前では予約は入っておりません。
CAさんのトランジットサービスであればもう1ホテル、候補のホテルがあったはずです、
そこに電話をしてみてはいかがでしょうか?」
という上海万信彗選酒店の回答。

このトランジットサービスは直前までホテルが決まらず、〇〇ホテルまたは△△ホテルとなっているので、このホテルの言っている意味は分かる。ただ、CAの回答は上海万信彗選酒店で確定したと来ていたのだ。

まあ、CAの手違いでもう1つのホテルということもあり得るので一応、もう1つの候補だったホテルを上海水庭賓館に電話をしてみる。
電話は間もなくつながったが、予約番号、搭乗者名を言っても予約は入っておらず、しかも6室は取れないとのこと。

この時点でこの中国国際航空のトランジットサービスにはまったく打つ手がなくなり、深夜で疲れているお客様に申し訳なかったが、しばらくここでお待ちくださいと浦東空港の到着ロビーで待ってもらい、私は空港内を猛ダッシュでホテルを探す。
空港ホテルがある場所は頭に入っていたので、そこに走る。

そして、部屋のカテゴリーはバラバラになったがなんとか6部屋を確保!
この間、30分から40分待たせたことになるが、イライラせずにじっと待っていただいたお客様に本当感謝。
あとは帰国して中国国際航空に経緯を伝え、謝罪をしていただこうと思い、ベットに横になった。

帰国した翌日にこのようなことがあったと報告。

ようやく3日後に回答が入る・・・・
1枚ペラリとこれだけ・・・・face07




謝罪の文ではなく、
報告文となっている。

そして、電話1本の謝罪もない。

使えないサービスは「サービス」とは言わない。
むしろ、「迷惑」なだけである。

私の見解だが、今後もこのようなことをこの航空会社はおこし、おこしたことを屁とも思わないだろう。
旅行会社の方もこのブログを見てくれてるが、団体でのこのトランジットホテル利用は危険だと思う。

  

Posted by タカ at 17:12Comments(0)中国ネタ

2018年07月17日

夏の風物詩

中国で夏の訪れを教えてくれる風景がこれ・・・・













腹出しおじさん。

中国に慣れ親しんでいる人なら、誰もが共感できるはず。

ぜひ、夏の中国旅行の際には、この光景を探して楽しんでください!


  

Posted by タカ at 16:10Comments(0)中国ネタ

2018年06月28日

ばんえい競馬

久しぶりの国内添乗にいってきた。
第2の故郷の十勝、そして阿寒湖、釧路方面。

このコースの企画をしたの生まれも育ちも帯広で今年、福岡に来たばかりの鎌田係長。



※通常は服を着てますのでご安心ください。


ホテルも食事もこだわって企画をしてくれた。

その中でお客様がもっとも喜んだのが帯広競馬場でのばんえい競馬。
重いソリに人が乗り、馬はそれを引きながら直線距離を走る。
途中に坂が2つあり、その坂をうまく超えれるかが勝負のポイントだ。
普通の競馬に比べるとスピードは遅いし、途中で止まったりする。
なかなか坂を上がれない馬を見てると、こっちもつい力んでしまう。

競馬もしたことのないお嬢様方のグループであったが、
6番いけ~!!などと歓声を出し、ずいぶん楽しんでくれたと思う。






  

Posted by タカ at 07:10Comments(0)日本での日々

2018年06月22日

バクテーとバクラ

「バクテー」と「バクラ」言葉はよく似てるので、よく間違えて使ってしまう(笑)

「バクラーください。」とかお店で注文して、フィリピン人が近くにいたら大変だface08

バクテーはシンガポールやマレーシアなどにあるファーストフード感覚の料理で「肉骨茶」とかいてバクテー。
バクテーはもともと福建語のBak kut tehから由来する。

豚肉を漢方薬と醤油で煮込んだ鍋料理であり、内臓を入れたり、麺や野菜を入れたりする。
極暑の南国シンガポールの屋台でこの料理をハフハフ言いながら食べるのもエキゾチックでなかなかいい。

スープは醤油ベースの濃い黒と澄んだものがある。
お店によって味が違うので、各店舗の肉骨茶を探検してみるのもシンガポールの楽しみだ。




一方、バクラはタガログ語で「オカマ」という意味。  

Posted by タカ at 06:29Comments(0)シガポールネタ

2018年06月21日

ウラジオストックの美女たち

こないだウラジオストックに行ってきた。

日本から一番近いヨーロッパと言われている。

成田から直行などもあるが、福岡からであれば仁川空港経由が便利。
仁川空港まで1時間30分の仁川空港から2時間40分。

到着すると美人ガイドのマリーナさんがお出迎えしてくれる。



4月にいったが、到着した日は雪が降っており、北国を感じさせる。

ロシア料理はどれも美味い!そしてウォッカもそれにあう!
マリーナさんのレストランチョイス、メニューチョイスがいいのもあるであろうが、
お客様は大満足で料理を食べ、ウォッカをガブガブ飲んでいった。
ウォッカの瓶が日本酒のトックリのように空になっては横に倒されるさまは恐ろしいものがあった。
そして、どのレストランのお店のスタッフも美人なこともお客様を上機嫌にさせた。
S氏は一番まいあがっていた気がする・・・・いやいや、M氏だろうか・・・




















また、来月、第2班を亀澤が連れて出発するが、ぜひ、皆さん、大いに飲んでロシアグルメを楽しんできてほしい。
  

Posted by タカ at 07:00Comments(0)ロシアネタ

2018年06月20日

2018タクラマカン砂漠でキャンプ旅 NO3

砂漠の夜は冷え込むので、寝袋の中で寝る。
寝袋は現地のほうで用意するので日本から持っていく必要はない。
砂漠のど真ん中のキャンプはものすごく静かだ。
ここだけ世の中から忘れ去られたような感じ。

テントは好きなところにたてていいが、1つ注意が必要だ。
いびきのうるさそうな人の近くにはテントはたてないほうがいい。
砂漠が静寂な分、物音がひびく(笑)

・・・・・・

まだうす暗いが、朝になりテントの外に出る。
置いていたビールが冷たくなっているので、プルタブを開け、のどを潤す。
冷たくて気持ちがいい。
そのままビールを片手に持ち、砂丘にあがって、東の空を見る。

じわじわと明るくなってきて、砂の世界のはるか向こうから太陽が顔を出す。
太陽の熱がそのまま感じるようだ。美しい日の出だ。








朝食を簡単に食べ、次の野営地に進む準備をする。
砂漠を片付け、
荷物をラクダに積み、
防寒具をしまい込み、
ラクダにまたがる。

今日も一日中砂漠の中を歩く。
20-25km程度。
ひたすら砂の世界をゆっくりゆっくり歩く。
好きな時に休憩をし、急がずゆっくり砂漠を楽しむ。
今日の野営地での酒盛りを楽しみに。












(終)

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2018年06月19日

2018タクラマカン砂漠でキャンプ旅 NO2

和田の街をしばらく四駆で進むと街がなくなり、砂漠地帯に入る。
砂漠の中の道路をさらに進むと、ラクダの群れとラクダ使いが見えてきて停車。

ここからいよいよラクダでのタクラマカン砂漠の旅が始まる。




まずはラクダの群れから3日間のパートナーラクダを探そう。
力強いラクダ?
イケメンラクダ?
おとなしいラクダ?
それから、食料や水、自分のリュックを荷物専用ラクダに積んでいく。








ラクダ使いを先頭にいざ出発!
ラクダを跪かせ、コブの間に乗る。ラクダはフタコブラクダだ。
ここからは二日後の昼前までひたすら砂漠だ。
人に会うことはない。
お金を使えるところもない。




ラクダに積んだもの以外にあるものは、砂、木ぎれ、ラクダ草(踏むと痛い)を含むちょっとした植物ぐらいだ。

しばらく歩くともう四方八方、砂漠!!
感動!!
ラクダの上から写真を撮りまくるキャラバン隊。
ただ、カメラはジップロックなどに入れといた方がよい。
砂漠の砂の粒子は細かく、カメラに入り込むと壊れてしまう。




ラクダは上下運動で歩く。
しかも砂漠は意外と起伏が激しい。
ラクダの上で上下運動に身体をあわせながら砂漠を登ったり、下りたりしていく。
慣れるまで意外と難しい。
そして慣れた頃には股が徐々に痛くなってくる。
ラクダ使いは脚をそろえて一方向に付き出し、ラクダの揺れに身を任せて楽に乗っている。




1時間ごとに休憩をし、水分を補給し進む。
昼間の砂漠の気温は35度~40度近くになり、太陽を遮るものは何もない。
昔のシルクロードの旅人たちは命がけで何ヶ月もかけて旅をしてたんだろうなといにしえに思いを寄せてラクダ旅はさらに続く。

夕方、ラクダ使いが野営地を決定する。
砂漠は夕方から涼しくなり、だんだんと寒くなり、防寒具が必要になる。
ラクダ使いは砂漠に転がってる木ぎれをあちこちから集めてきて焚き火をおこす。

我々はラクダから荷物を下ろし、
個人個人のテントを設営する。テントは1人1つある。
女性が参加する場合はトイレテントを作るのでトイレの問題は無い。




※この人はコックではありません





電気はヘッドランプしかないので夕食作りをコックが急ぐ。
ラクダ使いは拾った木ぎれを串にし、羊肉を串刺しにし焚き火で焼いてくれる。






そして、夕食を砂漠の真ん中で食べる。
もう完全にぬるくなったビールで乾杯!

砂漠の世界に太陽の光がなくなると、次は満天の星空が現れる。
降ってくるような星の多さの中、ときおり流星を見る。




今夜は日常を忘れて、タクラマカン砂漠という静寂な大自然の中、ゆっくり寝よう。

(続)

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