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動画作成:向田 隆

2018年07月30日

胆嚢炎物語 5

胆嚢のない男となった初日(手術翌日)を迎えた。
まだ全身のチューブを取ってもらえず、定期的に検診に来てくれる看護師さんにまだチューブ取れないですか?と尋ねる。
「手術の翌日ですからね~」と。

私「ごはんはいつから出ますか?」
看護師「採血の結果を見てからですね~」
私「じゃあ、朝は出ないんですね!」
看護師「出ても昼からですね~、もうお腹すきましたか?」
私「手術前から空いてます」

それからしばらくたって、酸素マスクがとれ、尿道のチューブがとれ、指につけてる何か知らないのがとれ、

残るは点滴と背中のチューブだけになった。
背中のチューブはお腹の痛み止めだということ。
痛かったらポンプのようなものを自分でプシュと押してくださいねと昨晩言われていたが、1回も使っていないため、
たくさん薬が残ってるのだろうか。

看護師「採血の結果、昼ごはんから出ますよ、手術したばかりだからゆっくり食べてくださいね」

ジャーン!!
42時間ぶりの食事。
胆嚢炎物語 5

少なっ!

これに在庫の魚肉ソーセージをプラスして昼ごはんを味わう。

昼から主治医が体調は大丈夫ですか?と来られる。

私「はい、大丈夫です!」

主治医「では、背中の管も抜きましょう。点滴も一旦抜きましょうか?」

ここで全部のチューブに開放される私。

私「はい、お願いします、セブンイレブン行ってきてもいいですか?気分転換に」

主治医「運動したほうが体の空気も抜けるのでいいでしょう。外出届をだしてください」

私「分かりました」face02


届け出を出し、いざ、セブンイレブンへ。

途中、肩に猛烈な肩こりを感じるが、ずっと寝てたからだろうと肩をまわしながらセブンイレブンへ向かう。

左手首のバーコードのついた腕輪さえなければ昨日、胆嚢をとった男とは思えないだろう。
そんなさっそうとした感じでセブンイレブンに入る。



「先生がヨーグルトとか消化がいいものは食べてもいい」って言ってたな

消化にいいもの、消化にいいもの・・・と思って籠の中に入れる。



カツ丼・・・悩んだがさすがにこれは消化に悪いやろと籠から出す。

冷やし中華・・・これは・・・ギリギリ・・・ヨーグルトと同じタイプで消化にいいやろと思い籠にいれる。

そして、消化にいいと私が判断したこれらの商品を購入!

胆嚢炎物語 5




病室に戻り、シュークリームを食べ、夕飯と一緒に焼きつくねおにぎりと魚肉ソーセージを食べ、朝飯前に冷やし中華を食べ・・・・


そして、それが掃除のおばさんの密告でバレるicon196


看護師「西山さん、入院中は外から持ってきたものを食べないようにしてほしいのですが」

私「先生がヨーグルトとかプリンとか消化がいいものなら食べていいと言ってましたよ」

看護師「今朝、冷やし中華食べてましたよね?」

私 face08


それからというもの・・・

主治医におなかが張ってるんですがと言っても、

「冷やし中華食べたのがよくなかったですね(笑)」としか言われない。

主治医にも伝わってる・・・

自業自得だ。



入院中は先生の言うことをよく聞かねばいけないと、明日退院を前にして胆嚢のない男は思った。

(胆嚢炎物語 完結)


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