ネパールの個人洞窟

タカ

2009年08月18日 08:43

放浪時代の写真をまた載せます。
中国からネパールに渡り、ネパールで1ヶ月滞在しておりました。
ネパールではカトマンズやポカラ、チトワン国立公園に行きました。

思い出深い写真が出てきたのでご紹介します。

ポカラというネパールでは2番目に大きい町でしょうが、日本から考えると村みたいなところ。

1人でブラブラ暇そうにあるいていると英語で「ここらへんの観光案内をする。俺たちは友人だから」と2人組の怪しい男が寄って来ました。まず知り合ったばかりで「友人だから・・・」とか言う人は気を付けたほうがいいですね、それと「日本の友達がいる」とか言ってその人の名刺を見せる奴、これも気をつけたほうがいいですね。

私は1人で行動するときは多少はこの人についていったらどうなるかと好奇心がわく方です。
もちろんお客さんを連れて行く今の仕事となっては安全第一ですからそんなことはしませんが・・(笑)。

ということでこの2人怪しいなと思いながらついて行きました。

連れて行こうとするところは「普通、観光客は入らないプライベートな洞窟」
非常に怪しいし、絶対危ない。

でも暇だったというのとお金は取られていい小銭しか持っていなく、あとは部屋においているので身ぐるみはがされても200円ぐらいだ(でもこのときは1日100円ぐらいで生活していたので2日分)ということで、もう少しついていきました。

草むらの中に洞窟らしき入り口が見えてきました。

「観光客は入らないプライベート洞窟」
まさにその通り、たぶんこの2人のどちらかの家の敷地にある洞窟です。

「どうぞ」と穴を指す。
「暗くて見えない」というと
2人が先頭をたって歩き出す。
一寸先も見えないので、2人のうちの1人のすぐあとを追う。

ちょっと行ったところで「上を見ろ」といい、懐中電灯を照らす。

気持ち悪~い・・・こうもりがぎっしり天井に張り付いている。1匹、2匹だったらかわいいこうもりもこんだけいたら・・・。



そしてすぐに洞窟から出ました。

さあ、お金を要求するだろう、俺は200円しかもっていないぞと構えていると・・

「食事をして行け」と

食事中、いままでここに来るまでの貧乏旅行の話をいっぱいタドタドしい英語でした。

「すごい、頑張れよ、これからインドか・・・」と向こうも激をとばしてくれた。

さあ、食事が終わった

お金を要求するだろう・・とまた構えた。

「日本まで気をつけて帰れよ」という2人。

何も要求されなかった・・・。良い人だった。

こういう勘違いもある、だから旅は楽しい。

だってこの顔は絶対、悪そうだった(笑)↓ 真ん中じゃないですよ、真ん中は私です。




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