ウガンダでゴリラに会おう!その⑤

タカ

2016年05月31日 08:31

ガタガタ道、ベチャベチャ道の悪路を10時間近く走り、やっと到着したフォートポータル。
翌日も雨季で道が悪いので10時間走行を覚悟しておいてくれとポールに言われる。
ウガンダの夜の道は電灯もなく、暗い。闇だ。
その中を人が歩いており、黒い服を着た人などは私にはまったく見えない。
ドライバーのポールはよく分かるなと感心。

翌日は日が昇る前にキバレに向かう。
キバレでチンパンジートラッキングをしてから、
エリザベス国立公園を横切り、ゴリラの待つブウンディに入るという予定。

途中、山をぬって車で走るとまぶしい朝日が昇ってきて、アフリカの大地を照らしつける。
道路を走る沿道では子供たちが必ず手を振る。
ほほえましいが、おりて話をすると「マニー、マニー」という子もいるので
車の中で手をふるぐらいにしておいたほうが、ウガンダの印象のためにはいいだろう。




キバレに到着。
ウガンダでも有名なチンパンジートラッキングの名所。
2グループに分かれ、私たちは女性のレンジャーのあとに付いて歩くことになる。





それほど急な坂はないのできつくはないが、
前回に比べたらなかなかチンパンジーが見つからない。



キーキーという声は聞こえたりするのだが、あれはヒヒだとかいう。
1時間、2時間たち、今日はダメなのか・・・と諦めかける。

女性レンジャーは無線で連絡をとり、もう1つのグループに見つかったかどうか確認をとる。
どうやら見つけて、観察中らしい。
場所をきき、我々を誘導し、もう1つのグループと合流する。

チンパンジーの雄たけびが聞こえ、樹上を見るとたくさんのチンパンジーの群れがいる。
木の実を食べているようで、ときどき実が落ちてくる。
ケンカなのか、じゃれあってるのか、追いかけっこを木の上でしたりしている。





首が疲れたな~と思っていたときに・・・
1匹の雄チンパンジーが食事を終えて、ブリブリ、糞を出し、木の下まで降りてきた。




※なぜか股間しか写っていない・・・

チンパンジーが間近で観察できるなんて、本当にラッキーだ。

その後、キバレをあとにし、赤道を通過し、南半球へ。






いくつもの巨大なトラックが立ち往生する横をすり抜けすすむ、アドベンチャー・ドライブをしながら

一番の目的地、ブウンディの森に到着したときはもう真っ暗だった。

続く


秋にも大人気のウガンダツアーをやります!!
今回は長い旅は時間がとれないという方のために、ゴリラトラッキングと首都カンパラのみに絞ったウガンダショートコースです。
山歩きが出来る方でないと参加はできません。ご興味のある方はぜひ!






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