サハラ砂漠の時間 ②

タカ

2017年09月12日 08:29

早々に寝たからなのか?
時差ボケを引きずっているのか?
5:30ロビー集合にも関わらず、起きたのは2時。

本を読んだり、2Gでめちゃくちゃ反応の遅いipad触ったりで時間を過ごす。
5時にお客様の部屋をノックし起こす。
ここには電話はない。

5:30からラクダに乗ってサハラ砂漠に日の出を見に行くのだ。

砂まみれになっていい服装、ビーチサンダル、ipadを防水用袋に入れる、飲み水を用意、ターバンを巻く。
そして、食堂で冷やしていたビールを2本取り出す。

用意ができた私は5分前にロビーで待つ。
誰も来ないし、来る様子もない・・・
5:30少し前にお客様も現れ、ラクダ使いを待つ。




5:30になってもラクダ使いは来ないので、
玄関を出て、満天の星空を見たりして待つ。
モロッコ時間だ(笑)
この時点でもう4泊している我々はそこらへんは諦めている。

日本があり、モロッコがあり、間に世界があるとガイドがよく言っていた。
それだけ時間の観念は違う。

しばらくたって真っ暗の中にジグザグに動く光を発見。
「こっちに来てるみたいなのであれじゃない?」
光が見えて待つこと20分。
ようやくラクダ使いのアソウが3頭のラクダとともに到着!!

「なんで遅れたの?」
「寝てたの。」


偉大過ぎる・・・

そして、宿の前でアソウの指導のもと、ラクダに乗る。
私はタクラマカン砂漠で3日間ラクダに乗って旅をしたのでラクダ乗りなんて余裕だ(笑)
違うのはフタコブかヒトコブか。今回はヒトコブラクダ。

3人ともラクダに乗ったらサハラの砂丘へ出発。
私が先頭ラクダに乗り、一番前にはやる気がなさそうにアソウが紐を引っ張る。
真っ暗な砂の世界を歩くので日が出るまでは写真も撮れない。







30分後、サハラの砂丘に到着。
砂丘に登り、夜のうちに冷たくなった砂の上に座り、太陽が出てくるのを待つ。




ラクダは3頭とも座り込んで休んでいる。
その横にはアソウもまた寝ているのだった。





(続)

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