キナバル山4095mに登る②

タカ

2017年06月23日 08:34

翌朝、安宿の下のセブンイレブンで登山中の水やチョコレートなどを買い、高山病予防のダイアモックスを半錠飲む。
登山の前日から飲むことと書いてあったので、そのようにしているがトイレが近くなるのが難点。
利尿剤なので仕方がないとのこと。
チベットなどでの高山病の辛さの経験からの予防である。




朝7時に遅れることなく、登山会社の送迎スタッフが迎えに来る。
そして、コタキナバルの街から2時間、山道を進んでいく。
途中、利尿剤の影響により、我々は運転手に止まってくれと頼む。

9時、登山事務所に到着。
登山に使わない荷物を12MRで受付に預け、
登山許可を貰うために書類にサインをし、
またトイレに行き、
弁当(サンドイッチ、冷たい手羽先、リンゴ2個)と水をもらい、
登山ガイドの紹介をうける。
登山ガイドはベルという名前だ。




登山事務所からゲートまでを車でガイドともに送迎をしてもらう。
この間は5分程度。




このゲートが1680mらしい。
ここから今日は約3300mの山小屋までいく。
途中、約1kmごとにシェルターと言って休憩所があり、そこにはトイレもある。

いよいよ登山開始。

フリーマンO氏も私も本格的な登山はしたことがない、ハイキング登山程度の男。
フリーマンO氏はこの日のために軽くスクワットを何日かやった程度。
私は肥満だときついだろうと、この日のために1週間炭水化物を抜いてわずか1kgやせた程度の男。

「今日は山小屋まで6km。1時間1kmで歩くペースでいけばいい」とベル。

そして最初の1km。
シンガポールの大学生らのあとについて登る。
彼らは若いので登るスピードが速い。
負けじと45歳の中年2人が彼らについていく。

そして、1km地点ですでにクタクタになる・・・

山の1kmはとても長い・・・





(続)

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