サハラ砂漠の時間 ①

タカ

2017年09月12日 07:45

モロッコに行ってきた。
北アフリカに位置し、スペインとジブラルタル海峡を挟んで向かい側に位置する。



モロッコは多種多様な自然形態があり、それに対応するように文化や宗教もあり、興味深い国だ。
今までタンザニアやウガンダなどでサファリ中心のアフリカ旅行をしていた私には新鮮だった。

カサブランカ、マラケシュとモロッコの大都市に滞在したあと、アトラス山脈を越えてサハラ砂漠に向かった。
アトラス山脈越えはカーブの続く道路。
山といっても緑の少ない岩山を四方に見ながら進む。




アイトベンハドゥに1泊し、さらにサハラ砂漠に向かって出発する。
サハラ砂漠までの道のりは遠い・・・
モロッコは広い
それでもサハラには確実に近づいているようだ。


風に砂が舞っていて、砂漠の町に近づいてる感がある。
目指すは砂漠の入り口、メルズーガ。





途中でワゴン車から4WDに乗り換える。
道なき道を走るのでワゴン車ではいけない。
ようやくはるか向こうにサハラ砂漠の砂地帯が見える。





こんなところにいったい宿があるのか!?
メルズーガはどこなんだ!?

さらに道なき道を走り、よくやく砂の色と一体化した町があらわれる。
その手前が我々の宿。




フロントに入ると暖房が入っているのか?と思う熱気。
昼間の暑さが取れないらしい。

「部屋はまさかこんなんではないよね?これでは寝れないよ。」と思わず尋ねる。
部屋はすでに冷房をかけてるので涼しい。
鍵を開け、中に入ると冷気が体を包み、火照った顔が癒される。
汗ばんで砂っぽい不快指数最高の体を冷たいシャワーでながしたい、ということで早速、シャワーをあびる。





冷水がいい、温水なんていらない・・・・
なのに冷水も温水だ。
たぶん水道管が日中の砂漠の日差しで照らされて、中の水がお湯になってるのだろう。
砂漠の中でお湯でシャワーをあびる

この砂漠の宿、お客さんは我々だけらしい。
夕食はチーズナスのタジン料理をいただく。

メルズーガの夜の町を散策してみようと外に出たが、あまりの暗さでおじけづく。
間違ってサハラ砂漠にはいってしまったら戻ってこれなくなる。
Wifiも2Gだし。
それにここには飲み屋なんてあるわけないし(笑)
寝よう。

砂漠の星空を見て、そうそうに床につく。
明日は朝5:30にラクダ使いが迎えにくる。

(続)

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