ラフ族の村へ行こう!②

タカ

2018年01月05日 08:54

2017年12月30日。
トレッキングには使わない荷物をスーツケースに詰め込み、ホテルに預ける。
トレッキング終了後の明後日にはまた同じホテルに泊まるのでそれまで預かってもらう。
4人ともそれぞれリュックサックに2泊3日の着替えや必要なものを入れてある。
るなはチョコレート、お菓子、味噌汁、コーンスープなどの非常食がかり。
私は夜の楽しみの焼酎係。

バンでまずは1時間30分ほど北上。
途中、市場で20分停車し、水など必要なものを再度買い込む。
ここでつまみに高級虫食材「バンブーワーム」も購入。
200B=800円弱もする。
ちなみに昨年は150Bだった・・・
50Bの値上がり、今年はバンブーワームがあまり獲れなかったんだろうか






さらに北上し、登山ガイドのジミーと合流。
ジミーは昨年もガイドをしてくれた、本当に人の好いラフ族の方。
ジミーとは英語でこれから話をしていかないといけないが、ジミーの英語はゆっくりで聞きやすい。
娘らもジミー、ジミーとすぐに慣れたようで話しかける。






四駆に乗り換え、途中の村まで山道を駆け上がる。
村で10分ほど休憩し、いよいよ登山開始。

1日目 12月30日 3時間30分~4時間30分程度 車も走れる村道を歩く
2日目 12月31日 6時間程度 ジャングルの獣道を歩く
3日目 1月1日 2時間30分~3時間30分程度 ジャングルの獣道で斜度は3日間の中で一番きつい


普段の山登りと違い、3日分の荷物が肩に食い込み体力を奪う。
途中、ジミーが山の中で食べれるものを教えてくれたりする。
野生のグアバ、噛んでいるうちに甘くなるインディアンプラム、地元の料理にもよく使うイーグルフラワー。
るなはグアバもインディアンプラムも気に入ったようだ。
Yちゃんはもともと果物が苦手なようで、口に入れようとしない。






さらに進むとジミーが木を削りだす。
におってみろと木くずをみんなに渡す。
ツーンと湿布のようなにおいだ。
「なんか匂ったことあるよね?」と言ってるうちに、
ジミーが「これはタイガーバームツリーだ」という。
なるほど、どおりで親しみのある匂いだったんだ。






今日目指している村はバン・パ・ロウという村。
標高1500m。標高1200mから歩きだした。
お茶畑やコーヒー畑がときおり見える。
はるか遠くには雲に隠れた高い山も見え、ミャンマーの国境だと教えてくれる。

13時近くなってお腹がすき、ランチタイム。
ジミーのおばさんが作ってくれた、ヤキメシ+たまご+パインをバナナの皮で包んだもの。
私は濃い味が好きなので、ちょっと味が薄いかな?
子供たちが食べれなかったときのために非常用に持ってきた醤油をリュックから取り出す。
残ったバナナの皮は自然のものなので、そのまま捨てていい。
荷物にならない便利なパッキングだ。






ランチのあとも同じような道をアップダウンを繰り返し歩く。
子供達には慣れない異国で、慣れないリュックを持って・・・きっときついだろう。
タイの日中の日差しは強く、汗ばんでくる。





そして15時30分 標高1500mのバン・パ・ロウ村に到着。

続く・・・





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