夏休みラフ族トレッキング その2

タカ

2018年08月16日 08:03

バンパロウ村は標高1500m、雨季で太陽も隠れているので半袖では肌寒い。
陽が落ちてしまうともっと寒くなるだろうから、すぐにシャワーを浴びるようにする。
水道はなく、川の水を引いて天井からドバっと水が出るだけのシャワー。
横にはトイレがある、そんな空間で浴びる。
冷たい水が脳天に響き、そんなに長いこと浴びることはできない。
ジロー、クニ、コハは村の子供たちと走り回って遊んで一向にシャワーを浴びないので
先にナミママとキミがシャワーにいく。








宿泊させてもらう家はいつもの家で、ラフ族特有の高床式の家だ。
隙間はあちこち開いており、床下には鶏や犬がウロウロしている。
標高が高く涼しいから蚊はそれほどいない。

シャワーを先に浴びた私は持ってきた霧島をバンブワームをつまみにしてジミーと一緒に飲む。
ジミーは前回も霧島を飲んで気に入ってくれてる。




1年半前はこの村には全く電気はなかったが、今は太陽光が少しばかりある。
天気によって左右されるが、1時間ばかり室内を照らす程度だ。

夕食はジミーが子供らに教えて、春巻を作った。
ライスペーパーで野菜をくるみ、油であげて完成する。
甘いタレにつけて食べるのだが、これがウマイ!
歩いてお腹がすいていることもあって、ばくばく食べるジロー。
ごはん自体が日本のものと違い、日本のごはんの美味しさを改めて感じる。
辛くないようにしてほしい、パクチーを入れないでほしいとは伝えておいたが、子供らの好き嫌いがないのが感心でほぼ完食をした。




夕食が終わるともうあたりは暗くなっている。
ラフ族の村人の夜は早い。
基本的にはまだ電気はないので寝るしかない。
ジローはすぐに寝袋に入りすでに寝ている。
食べたいときに食べ、出したいときに出し、寝たいときに寝る。
本能で動くジローに感服する。




みんなは21時前には蚊帳を貼って寝袋の中で寝てたが、
床下のニワトリのコケコッコーに朝の3時にはおこされるのだった(笑)

(続)

【宣伝】 
ラフ族トレッキングは次回は2018年12月29日~2019年1月2日の予定です。子供だけの参加も可能です。

子供に不便な生活を体験させたい皆様、ぜひ、お問い合わせください!
漫遊のスタッフが責任をもってお連れ致します。



関連記事