動画作成:向田 隆
2018年07月28日
ルナの富士登山挑戦 2
山小屋についたら、まずチェックインをし、寝るところ、更衣室を案内してもらう。
案内と言ってもそんなに大きな山小屋ではない。
案内は1分で終わる。
寝るところは二段になっており、上に寝るか、下に寝るか山小屋のスタッフに指定をされる。
寝袋と枕と毛布が用意されている。
下界の暑さとは違い、七合目でも寒い。
トイレは外に清潔なトイレがあり、宿泊者は1回だけ200円払えば使い放題。
富士山には水がないのでシャワーはもちろんない。
夕食は17時からカレーライスが出た。
ちなみに単品で頼むとカレーライスは1200円。
福神漬けとラッキョウが付け合わせであったので、それをガバガバいれてお腹を満たした。
ご来光を頂上で見る人は山小屋を23時にはでるという。
朝4時20分頃なので頂上まで5時間かかるとするとそれぐらいに出ないといけない。
我々は目的は頂上でのご来光ではなく、あくまでも「山頂までいく」ということなので無理せず明るくなって出発することにする。
山小屋にはインド人、アメリカ人など様々な国籍が来ていた。
ビーフカレーじゃない?とルナはインド人のことを心配。
来月、インドに行くルナはヒンドゥー教は牛肉を食べないと微妙に知っている(笑)
我々親子は17時に夕食を食べ、18時には寝袋の中にいた。
23時にごそごそと山頂ご来光組が出発し、
24時過ぎてまあ、間に合えば山頂でご来光見るかという組が出発し
3時ごろ、なぜ今の時間に出発という組が出発。
そうなると4時に寝てるのはルナただ1人だった。
4時に東の空がぼんやり明るくなってきたのでライトなしでも登れるというのを確認し、
そろそろ準備して登ろうかとルナを起こす。
朝ごはんは宿からもらった朝めしセットで
カロリーメイト、パン、いりこ、ソーセージ、アップルジュースである。
私は夕食のカレーが足りずに夜のうちに朝飯セットは完食しているので何もない。
ルナが食べているのをじっと見て、おこぼれをもらう。
4時すぎに登山靴を履き、登頂開始。
気温は10℃くらいだろう。それに風が強いので体感温度はもっと下がる。
ルナは長袖シャツにフリースを着て、上下レインコート、軍手で風と寒さを防ぐ。
早朝4時のぼんやりとした朝焼けの中、小さな身体で登っていく。
4時ぐらい、山中湖の向こうから出てくるきれいな日の出を拝む。
しばらく岩に座り、荘厳な景色を楽しむ。
左側には雲海が広がり、周りの山々が眼下にみえるのはさすが富士山である。


まずは八合目を目指す。
八合目⇒本八合目⇒九合目⇒山頂。
高山病が心配だったので、ルナに何度もきつくないか確認しながらいくが、
「眠いだけ」という。軽い高山病だ。
少し寝ると余計だるくなるとのことで、持ってきた酸素を吸わせ、お茶を飲ませ、ゆっくりと深呼吸をさせながら進む。
ゆっくり、ルナのペースで歩く。
止まっては酸素を吸い、深呼吸。
「登る」か「あきらめるか」どちらでもいいことは登る前から話している。
眠いとは言ってるが、きつい、やめたいとは言わない。
登るという意思ははっきりしている。


八合目到着3200m。
ルナは飛行機以外では生まれて初めての3000m超え。
高山病は眠気となってルナに襲いかかっている。
七合目から八合目の長いこと長いこと。
さすが富士山である。
このあたりになると樹など見えない丸裸の山なので山小屋が下からでも見える。
地図と照らし合わせ、あそこが本八合目だろうねと目標を定め、登っていく。
ルナのペースは遅いが、休まず一歩一歩進んでいる。
本八合目3350m到着。
酸素を思いっきり吸って目を覚まそうとするが、なかなか酸素不足は戻らない。

「きつくはない、眠いだけ、登れる」
こう言って、自ら立ち上がり登り始める。
そして九合目。山頂まであと30分と書いてある。
4時から歩きだし、すでに5時間30分たっていた。
山頂には日の丸があり、風でたなびいている。
ルナ、あそこが山頂ぞ。
うん!と力強く頷き、酸素を思いっきり吸って立ち上がる。

最後の30分の道のりも一気には歩けない。
立ち止まっては、呼吸を整え進む。
それでいい、焦らずゆっくり登ればいい。もうゴールは見えている。
そして、山頂到着。
出発からすでに6時間たっていた。
山頂だというと、
ようやくルナの顔に笑顔が戻った。
お鉢巡りもしようかと思ったが、酷だろうともう口には出さなかった。
ここまでよく登ったよ!すごいよ、ルナ。

案内と言ってもそんなに大きな山小屋ではない。
案内は1分で終わる。
寝るところは二段になっており、上に寝るか、下に寝るか山小屋のスタッフに指定をされる。
寝袋と枕と毛布が用意されている。
下界の暑さとは違い、七合目でも寒い。
トイレは外に清潔なトイレがあり、宿泊者は1回だけ200円払えば使い放題。
富士山には水がないのでシャワーはもちろんない。
夕食は17時からカレーライスが出た。
ちなみに単品で頼むとカレーライスは1200円。
福神漬けとラッキョウが付け合わせであったので、それをガバガバいれてお腹を満たした。
ご来光を頂上で見る人は山小屋を23時にはでるという。
朝4時20分頃なので頂上まで5時間かかるとするとそれぐらいに出ないといけない。
我々は目的は頂上でのご来光ではなく、あくまでも「山頂までいく」ということなので無理せず明るくなって出発することにする。
山小屋にはインド人、アメリカ人など様々な国籍が来ていた。
ビーフカレーじゃない?とルナはインド人のことを心配。
来月、インドに行くルナはヒンドゥー教は牛肉を食べないと微妙に知っている(笑)
我々親子は17時に夕食を食べ、18時には寝袋の中にいた。
23時にごそごそと山頂ご来光組が出発し、
24時過ぎてまあ、間に合えば山頂でご来光見るかという組が出発し
3時ごろ、なぜ今の時間に出発という組が出発。
そうなると4時に寝てるのはルナただ1人だった。
4時に東の空がぼんやり明るくなってきたのでライトなしでも登れるというのを確認し、
そろそろ準備して登ろうかとルナを起こす。
朝ごはんは宿からもらった朝めしセットで
カロリーメイト、パン、いりこ、ソーセージ、アップルジュースである。
私は夕食のカレーが足りずに夜のうちに朝飯セットは完食しているので何もない。
ルナが食べているのをじっと見て、おこぼれをもらう。
4時すぎに登山靴を履き、登頂開始。
気温は10℃くらいだろう。それに風が強いので体感温度はもっと下がる。
ルナは長袖シャツにフリースを着て、上下レインコート、軍手で風と寒さを防ぐ。
早朝4時のぼんやりとした朝焼けの中、小さな身体で登っていく。
4時ぐらい、山中湖の向こうから出てくるきれいな日の出を拝む。
しばらく岩に座り、荘厳な景色を楽しむ。
左側には雲海が広がり、周りの山々が眼下にみえるのはさすが富士山である。


まずは八合目を目指す。
八合目⇒本八合目⇒九合目⇒山頂。
高山病が心配だったので、ルナに何度もきつくないか確認しながらいくが、
「眠いだけ」という。軽い高山病だ。
少し寝ると余計だるくなるとのことで、持ってきた酸素を吸わせ、お茶を飲ませ、ゆっくりと深呼吸をさせながら進む。
ゆっくり、ルナのペースで歩く。
止まっては酸素を吸い、深呼吸。
「登る」か「あきらめるか」どちらでもいいことは登る前から話している。
眠いとは言ってるが、きつい、やめたいとは言わない。
登るという意思ははっきりしている。


八合目到着3200m。
ルナは飛行機以外では生まれて初めての3000m超え。
高山病は眠気となってルナに襲いかかっている。
七合目から八合目の長いこと長いこと。
さすが富士山である。
このあたりになると樹など見えない丸裸の山なので山小屋が下からでも見える。
地図と照らし合わせ、あそこが本八合目だろうねと目標を定め、登っていく。
ルナのペースは遅いが、休まず一歩一歩進んでいる。
本八合目3350m到着。
酸素を思いっきり吸って目を覚まそうとするが、なかなか酸素不足は戻らない。

「きつくはない、眠いだけ、登れる」
こう言って、自ら立ち上がり登り始める。
そして九合目。山頂まであと30分と書いてある。
4時から歩きだし、すでに5時間30分たっていた。
山頂には日の丸があり、風でたなびいている。
ルナ、あそこが山頂ぞ。
うん!と力強く頷き、酸素を思いっきり吸って立ち上がる。

最後の30分の道のりも一気には歩けない。
立ち止まっては、呼吸を整え進む。
それでいい、焦らずゆっくり登ればいい。もうゴールは見えている。
そして、山頂到着。
出発からすでに6時間たっていた。
山頂だというと、
ようやくルナの顔に笑顔が戻った。
お鉢巡りもしようかと思ったが、酷だろうともう口には出さなかった。
ここまでよく登ったよ!すごいよ、ルナ。

Posted by タカ at 15:59│Comments(0)
│山ネタ
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
|
|
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。