› どこでも漫遊記 › 中国ネタ

動画作成:向田 隆

2018年07月28日

オルドス漫遊記 その3

オルドスでの短い夜があけた。
まだ、みんなは寝ている中、昨夜は暗くてわからなかった外を散歩してみる。
昨夜、我々のお腹に入っていったであろうヤギたちの皮が並べてあり、命をいただいたことに感謝をする。
モンゴル族の家はトイレは外に作るらしい。
家から離れたところにただ穴を掘っただけのトイレがある。
畑にはとうもろこし、じゃがいもなどが植えてある。




タナさんのお父さんと弟さんは酒に酔ったままウロウロしており、
お母さん、お嫁さんは家事をしている。

弟さんが、酒で目が座ったまま、「魚釣りに行こう」という。
こんな状態で池に行くのも怖かったので丁重にお断りする。
お父さんが、酒で目が座ったまま「白酒を飲もう」という。
こんな状態の人とさしで飲むのも怖かったので丁重にお断りする。

この親子は寝ないで飲み続けることができるらしい。
あとでお父さんは飲みすぎとタナさんに怒られ、
弟さんは嫁さんにまわし蹴りをされていた。
モンゴルの女性も強いもんだ。

朝7時にヤギの解体をするという話だったので、見てみたい人だけ起きた。
だけど、ヤギの解体できる従兄が昨晩4頭解体して疲れたらしく、帰って行ってしまって中止。
せっかく起きたので、ビールでも飲もうと庭にイスを出して早朝ビアガーデンを開く。
ビールは数本でよかったのだが、お父さんが倉庫から2ケースも出してくる。
チーズをつまみに冷えてないビールを飲む、朝の空気が清々しい。
モンゴル族の人々も常温のビールを好むらしく、私が冷凍庫にビールを入れていたら怪訝な顔をしていた。




旧館で白酒の空瓶と一緒に横たわっていたM山会長も起きてきて、
みんなで聖地に行こうという。ここらの集落のモンゴル族の聖地でタナさんも懐かしい場所だということ。
到着すると、建物をまわり、石を拾い、そこの建物にあげて願い事をお祈りしたり、
牛乳をかけてお祈りしたりする。
私は「旅行中、スチンタナさんが時間を守りますように」icon195と切実な願いをしておいた。
その聖地は丘になっており、はるか遠くまで見える。
あそこのヤギはうちのヤギよ。と数km先の点点を指さしながらタナさんは言う。




タナさんの実家の土地は広い。
しかし、来年にはもうここに実家はないという。
オルドスの地下資源開発が進む中、タナさんの家も例外ではなく立ち退きを迫られたという。
中国での立ち退きは絶対的なものだ。
今まで大草原の中で暮らしてきた人々がマンションに住めるのだろうか?

昼食もヤギが出てきた。
ヤギがダメだというM氏のために豚肉も出てきた。
タナさんは目の座ったお父さんと優しそうなお母さんと一緒にリビングでヤギを食べていた。
次帰ったときは、もうこの実家はない・・・

タナさんはこの実家での最後の家族の団らん。
このツアーを企画して本当に良かったとおもった。


M氏のための豚肉








  

Posted by タカ at 11:29Comments(0)中国ネタ

2018年07月27日

オルドス漫遊記 その2

タナさんの実家では我々の到着を今か今かと待っていた。
バスが到着するとお父さん、お母さんをはじめ親戚の方々が暗闇の中、バスへ集まってきた。
周りは草原と畑のようだ。
メェーメェーと鳴き声がするので羊かヤギが近くにいるのだろう。
空をふと見上げてみると満天の星空。
参加者一同、空を見上げ、すごいね~という。
その中で「宮崎の星空のほうがスゴイ」という負けず嫌いのM氏。
まあ、M氏の言葉は聞き流し、一同は自宅の中に入った。

建物は左側に新館、右側に旧館とあり、普段は新館で過ごしているという。
今日は我々が日本からやってきたので新館を使っていいという。
新館には5部屋とリビングが2つある。

1つの部屋を北海道から来た飲兵衛ペア。
1つの部屋を今回最年長のF氏と奥様
1つの部屋を乗馬好きと恐竜好きで新婚旅行を兼ねてきているS夫婦
1つの部屋を今回、最南端の大牟田からやってきたM親子と学校の先生をされていたN先生。
1つの部屋をしもばるソフトバレー愛好会会長のM山会長と私

こんな感じで割り振りをした。

深夜1時を過ぎているので、本当はみんな寝る時間だったが、はじめてのモンゴル族の家でのホームステイでワクワクして寝れない。
リビングには美味しそうな夜食が置いてあり、荷物を各部屋におき、リラックスモードになりリビングに集まる。
私は日本から持ってきた焼酎の霧島1升パックをもちリビングへ。
チーズやパンを食べ、ミルクティーを飲んだり、焼酎を飲んだりしているところにヤギ肉がどーーーーーんと運ばれてくる。







深夜1時の骨付きヤギ肉。

箸がないのでいつまでたっても手を出さない我々をみて、ガイドのアイハラさんがモンゴル人は手で食べるんですよ。
と見本をやってみせる。
油でベトベトになった手はきれいに手にすり込めば手もピカピカになるとのこと。
昔は皮のズボンをはいていたのでそれになすりつけたりしていたらしい。
ヤギ肉をおのおの持ち出し、かぶりつく。柔らかくてジューシーで美味しい。
骨のところにくっついてる肉が一番美味しいらしく、ナイフで削りながら食べるのがモンゴル風だと。
羊肉にかぶりつき、霧島で胃に落とす。
なんとも言えない満足感。
羊肉が苦手だという大牟田のM氏は霧島だけ、ごくごく飲んでいる。









そして、夜が苦手な私は先に寝室へ。
ソフトバレーボール会長M山氏は酒好きのタナさんのお父さんと弟さんに拉致され、旧館へ。

2時すぎに寝たが、早起きの私は翌朝5時起床。
旧館のベットには横たわるM山会長、
そして・・・
まだ、酒好きのお父さんとお兄さんは55°の白酒を飲んでいた・・・・

続  

Posted by タカ at 08:39Comments(0)中国ネタ

2018年07月27日

オルドス漫遊記 その1

博多にあるモンゴル料理のお店・オルドスアイリにはよく飲みに行っている。
羊肉をつまみに冷たいビールを飲むのは最高だ。
女将さんのスチン・タナさんとはボランティア仲間でもあり、昨年は九州北部豪雨の復旧活動に何度も朝倉地区へ一緒に足を運んだ。

タナさんは中国の内モンゴル自治区のオルドスの出身であり、もう5年も帰省をしていないという。
あるとき「スチンタナさんと行く!オルドスツアー」を企画するのでオルドスを紹介してよ~と私が言いだし、ツアーを計画した。

内容はタナさんと一緒に考えた。
1日目はオルドス空港から30分から40分のところに実家があるので、自分の実家に泊まればいいよと。
2日目は砂漠がある町のダラト旗に泊まって、3日目は草原のゲルに泊まりましょう。

行程が出来上がり、漫遊のお客様とオルドスアイリのお客様と声をかけ、
あっという間に10名集まった。これにタナさんと私をいれて12名である。
今回、タナさんの実家に泊まるので多くてもいけない、12名でギリギリということで締切。

お客様は北は北海道から、南は大牟田まで当日は福岡空港に集合した。

福岡空港からは中国国際航空で大連、北京経由でオルドス空港へ。
以前は毎月2,3回のように中国に行っていた私も久々の中国渡航。

福岡空港の集合時間は13:10だったが、13:10になろうとするころ、主役のスチンタナさんから
「今から家をでます~」と電話が入る(笑)
このあと、内モンゴルを旅していて、一同実感するが、モンゴルの人に時間は午前と午後ぐらいしかない・・・らしい(笑)
これはこれで時間に縛られて生活している日本人とは違い、文化の違いということで理解する。
今回のお客様たちはそういうのを理解して楽しんでくれるお客様で大変ありがたかった。

20分遅れで到着したタナさんは実家に持っていく大量のお土産を両手に持ち現れる。
スーツケース1つとダンボール1つを預ける。
タナさんが5年ぶりに帰ってくるということで、何日も前から実家からあれ買ってきて、これ買ってきてと出発ギリギリまで電話があったようだ。
日本酒なんかも数本入ってる。

そしてよようやく全員揃い、タナさんにあいさつしてもらい福岡空港を出発!





オルドス空港に到着したのは23:30頃。
オルドスの街は巨大な建物が多く、その建物に明かりがともり、飛行機の窓から見ると未来都市に来たよううな感じだ。

オルドス空港でみんなの荷物とタナさんの大量のお土産をピックアップして、ガイドのアイハラさんの待つ出口へ。
アイハラさんもモンゴル族である。
タナさんの弟も迎えに来ている。
空港からタナさんの実家までは30分から40分程度ということ。
タナさんの弟が先導し、我々のバスがあとに続き、実家まで真っ暗な道を走る。
オルドスの街は巨大な建物の街だが、周りは農村で畑や草原が広がるエリアのようだ。

結局、1時間30分後にタナさんの実家に到着。
30分から40分というのはタナさんの口癖だったということに一同あとで気づくのだったface08

(続)


  

Posted by タカ at 07:52Comments(2)中国ネタ

2018年07月26日

中国国際航空のトランジットホテルサービスは・・・

こういうことは同じ旅行関係の企業の批判になるので書きたくないのだが、
今後、他の旅行者、旅行会社が同じ目に合わないように記録として書いておこうと思う。

中国国際航空(CA)は中国国内で乗り継ぎがあるときに都市によってトランジットホテルの無料提供をしている。
これがトランジットホテルサービスであり、旅行者には嬉しいサービスだ。
「きちんと」手配をされていたのであれば旅行客のことを思ってやってくれている非常にいいサービスだろう。

今回、我々の旅行団は中国の内モンゴル自治区を旅した。
1日目に福岡から大連、北京経由でオルドスへ入り、オルドスに1泊、ダラト旗に1泊、シラムレン草原に1泊。
そして4日目にフフホトから上海経由で福岡へ戻る行程であった。

問題は帰りの便でおきた。

7/15 CA1990 フフホト22:40-上海01:10(7/16)
7/16 CA915  上海12:10-福岡14:40

上のような復路便だったため、トランジットサービスが使えるということで上海万信彗選酒店を手配してもらった。
12名だったので6部屋。
出発前に確認書ももらい、その確認書には予約番号も書いてあった。

利用当日・・・・

7/15 CA1990 フフホト発が1時間以上遅れ、深夜の上海到着がさらに遅れ夜中3:00頃になる。
眠たい目をこすりながら、荷物を受け取り、出口をでて、CAのトランジットサービスカウンターに行ったが、CAの職員は誰もいない。
夜中の3時だからそうなのか?
どこかにいないかお客様にしばらく休んでもらって、走り回って探すもCAの職員は1人としていない。
空港の職員を1人見つけ、一緒にいろいろ探してもらうが・・・誰もいない。
必ずトランジットカウンターに立ち寄って手続きをしてからホテルに行ってください。
と書かれていたから、職員を探していたが、こうなれば予約しているホテルに直接行こうと考え直す。

そして、上海万信彗選酒店に電話をする。
何度か電話をしてやっとつながる。
予約番号と名前を言って、6部屋、CAから予約が入っていると思いますが・・・というが、
「ホテルは現在1部屋しか空いておりません。
その予約番号とその方たちのお名前では予約は入っておりません。
CAさんのトランジットサービスであればもう1ホテル、候補のホテルがあったはずです、
そこに電話をしてみてはいかがでしょうか?」
という上海万信彗選酒店の回答。

このトランジットサービスは直前までホテルが決まらず、〇〇ホテルまたは△△ホテルとなっているので、このホテルの言っている意味は分かる。ただ、CAの回答は上海万信彗選酒店で確定したと来ていたのだ。

まあ、CAの手違いでもう1つのホテルということもあり得るので一応、もう1つの候補だったホテルを上海水庭賓館に電話をしてみる。
電話は間もなくつながったが、予約番号、搭乗者名を言っても予約は入っておらず、しかも6室は取れないとのこと。

この時点でこの中国国際航空のトランジットサービスにはまったく打つ手がなくなり、深夜で疲れているお客様に申し訳なかったが、しばらくここでお待ちくださいと浦東空港の到着ロビーで待ってもらい、私は空港内を猛ダッシュでホテルを探す。
空港ホテルがある場所は頭に入っていたので、そこに走る。

そして、部屋のカテゴリーはバラバラになったがなんとか6部屋を確保!
この間、30分から40分待たせたことになるが、イライラせずにじっと待っていただいたお客様に本当感謝。
あとは帰国して中国国際航空に経緯を伝え、謝罪をしていただこうと思い、ベットに横になった。

帰国した翌日にこのようなことがあったと報告。

ようやく3日後に回答が入る・・・・
1枚ペラリとこれだけ・・・・face07




謝罪の文ではなく、
報告文となっている。

そして、電話1本の謝罪もない。

使えないサービスは「サービス」とは言わない。
むしろ、「迷惑」なだけである。

私の見解だが、今後もこのようなことをこの航空会社はおこし、おこしたことを屁とも思わないだろう。
旅行会社の方もこのブログを見てくれてるが、団体でのこのトランジットホテル利用は危険だと思う。

  

Posted by タカ at 17:12Comments(0)中国ネタ

2018年07月17日

夏の風物詩

中国で夏の訪れを教えてくれる風景がこれ・・・・













腹出しおじさん。

中国に慣れ親しんでいる人なら、誰もが共感できるはず。

ぜひ、夏の中国旅行の際には、この光景を探して楽しんでください!


  

Posted by タカ at 16:10Comments(0)中国ネタ

2016年12月08日

中国4000年の知恵

漫遊で中国人や台湾人インバウンド旅行を担当しているゴウ氏




彼は中国の河南省にある古都・開封の出身。

毎日、精力的に営業活動をし、

中国・台湾各地から日本旅行の仕事をもらってきているface02

そして、

自分自身で添乗をして最後までお世話をし、

かなりリピーターを増やしている。

中国・台湾の方の旅行日数は長い。

10日とか13日とか半月とか・・・

彼は一度、添乗業務に出ると、なかなか会社に帰ってこない。

遠洋漁業みたいだicon127

秋はとくに忙しく、

この添乗業務が何連続と続く・・・

そして、喉を痛めたゴウ氏。

マスク姿でやってくる。





ん?


ん??












彼の発想力はすごい・・・face07


中国4000年の知恵だと彼はいう・・face07  

Posted by タカ at 16:03Comments(1)中国ネタアイディア

2014年10月15日

潮州料理

10月の連休中は台風と行き違いに台湾に行ってきた。

元々の仕事は社員旅行の添乗業務であるが、夜、仕事が終わって、

友人の片倉佳史氏(台湾在住の作家)と食事をし、12月の台湾宴会列車ツアー(貴賓車両を貸切にしたツアー)のことを打合せをした。

台湾宴会列車ツアーの詳細を書くのはまたにする。

今回は片倉氏と食事をしたレストランの話。

前回、6月に片倉氏と食事をしたときに連れていってもらった潮州粥の店の味が忘れられなく、

片倉氏には今回はこちらからこないだの潮州粥の店で食べながら打合せをしましょうとレストランの指名をする。

この潮州料理とは・・・

片倉氏いわく、

中国の人にあなたはどこの地域の中華料理が美味しいかと聞くと・・・

あまりいろいろ食べていない人は
自分の住んでいる地域の料理が美味しいという

そして次の段階のレベルの人では
上海料理や香港料理を美味しいという
これは上海や香港の都会への憧れもあるらしい

そして色んなものを食べた美食家の方が選ぶのは
潮州料理を美味しいという

では潮州とはいったいどこなのか??
広東省の一部のごく狭い地域

広東省の地図(ウィキペディアより)


この地域は素材の味を生かす薄味の味付けで、すごく微妙な味加減をするのが特徴。

だから、お粥なんかはすごく微妙な味付けでたまらないface02
八時間も煮たお粥なのに米粒は崩れてなく、
中に入ってる具もひとつひとつがその味を強調しながらもバラバラではない、絶妙なハーモニーである。



そのほかにも、タロイモのチップスや以前は台湾の南部でしかとれなかった水蓮菜など美味しい食べ物がこの潮州粥では味わえる。








皆様も潮州料理の店を見つけたら、是非、入ってみてはいかがですか?



  

Posted by タカ at 08:36Comments(0)中国ネタ

2013年02月07日

客家十八の金言

本日も役にたたせてもらいました(^O^)/

・運は親切をした相手の背中から来る
・許すことを知れば運命は変えられる
・退却は重要な才能なり
・何を始めるかに最も時間を費やすべし
・ビジネスには大義名分が必要なり
・準備していなかったチャンスはリスク
・小さい約束こそが重要なり
・家族を蔑ろにする者、成功せず
・お金に使われず、お金を働かせるべし
・50人の仲間が成功の核心となる
・金鉱ではスコップを売るべし
・安売りには必ず終わりがやってくる
・嫉妬は成功の敵、愛嬌は成功の素
・物事は因数分解して考える
・汗ではなく考えることこそ富を生む
・笑顔はコストゼロの最良戦略
・「ありがとう」は必ず声に出すべし
・欲望に忠実になるためにこそ禁欲的に


客家大富豪18の金言 甘粕正著書 より、抜粋

  

Posted by タカ at 15:49Comments(0)中国ネタ

2012年08月10日

65年ぶりの里帰り ~番外編 懐かしい味~

旧満州への記憶の旅では「味」の思い出も大事な要素の1つ。

豊満ダムの脇で野イチゴを売っていた。懐かしい~と言って1つ購入。

甘酸っぱい味が子供時代の記憶を呼びもどしたようだ。



  

Posted by タカ at 14:22Comments(0)中国ネタ

2012年08月09日

65年ぶりの里帰り ~番外編 競争社会~

旧満州時代の陽明小学校は現在、吉林九中と中学校になっていた。

正門の前には顔写真がずらり。

試験の成績優秀者が顔写真と点数入りで掲示されるらしい。

これ交通量の激しい道沿いですからねface08

すごいな、中国。








そして今回のトップはこの人!!



600点満点中598.5点なので1.5しかミスしてないよ・・・次は頑張って満点をとってくださいね。face02
それにしても上位は女性ばかり・・・・男ども頑張れ!!加油!!

  

Posted by タカ at 12:00Comments(0)中国ネタ