動画作成:向田 隆
2016年04月05日
寺修行体験 中編
写経を終えた我々はお腹が空いていた・・
しばらく自分たちの部屋で待機し、18:30から夕食の用意されている部屋に向かった。
今回、夕食はゆっくりと我々3人だけで食べていいということ。
朝食は副住職による食の作法の指導の下で食べるらしい。
夕食はもちろん精進料理。
ウィキペディアで検索すると、細かい内容が出てくるが、
すごい簡単に言うと肉類を使わない野菜だけの料理みたいなものだ。
今回、出していただいた精進料理はこちら。
私にはとても美味しそうに見えるが、9歳のあさひの苦手なものがいくつかあるなとも思った。
あさひはきのこ類、オクラ、白和え、梅干が苦手。
梅干以外、全部あった。
住職が最初の入山式で話をされた「出されたものは感謝の気持ちで全部食べる」というのを再度、確認をする。
いただきます。
天ぷら、味噌汁はあったかい状態で持ってきていただき、ごはんも多めだったので嬉しい。
実は足りなかったらいけないと思って、こっそりかばんの中に、ドーナツとチーズかまぼこの煩悩セットを隠し持ってきていた
あさひが「そんなの持っていったら、ダメだよ、お坊さんに失礼よ!」という中、
夜中にお腹が空いたら困るから・・という俗っぽい理由で持ってきたものだ。
精進料理もこれだけの量があれば煩悩セットも不要だ。
ゴウ氏も精進料理を気に入ったらしく、「うめえっすね」と嬉しそう。
彼はどこで日本語を習ったのか、必ず語尾に「っす」を付ける。
左を見るとあさひも苦手なものからどんどん食べていっている。
彼女は好きなものは最後にとっておき、苦手なものから克服するタイプ。
そして、あさひは残すところ、ごはんといも天のみ。
ごちそうさまでした。
黙って正座をして気持ちを込めて食べる機会などこういうところにこないとないだろう。
食後はお風呂に入らせてもらったり、
住職と住職の奥様といろんなお話をしたりする。
住職の奥様は中国によく行かれるらしく、私たちが名刺を渡すと、
「福岡の漫遊って・・・??ホームページでみたことがある、こんな会社があるんだ~と思ってた」
となんと国東半島に弊社の名前を知ってくれてる方がいた。
奥様は最澄さんのこと、円仁さんのことを話してくれたり、シルクロードのこと、中国旅行のことを話してくれた・・・
中国旅行であれば私もかなり行っているので、話が弾む。
私が今まで行った中国の都市は・・
北京、上海、チチハル、ハルピン、長春、瀋陽、郭家店、洮南、四平、図門、延吉、吉林、長白山、丹東、大連、青島、煙台、イボウ、天津、フフホト、蘭州、西安、敦煌、トルファン、ウルムチ、和田、西寧、鄭州、少林寺、洛陽、ラサ、南京、武漢、無錫、昆山、蘇州、黄山、張家界、重慶、成都、九賽溝、杭州、紹興、アモイ、泉州、長沙、シンセン、広州、東莞、昆明、石林、海南島、我眉山、黄山、楽山・・・
たくさん行っているので中国のことだけでも相当話が弾む。
しかもゴウ氏は開封出身の中国人。
そういうことで夜の9時まで話がふくらんでいたが、あさひが眠そうになったのをきっかけにお開きにする。
自分の部屋に戻り、布団を自分たちでひいて、就寝。
お寺での夜は終わりをつげようとしていた・・・・
ちょうどその頃、
福岡の我が家では・・・・・
事件が起こっていた
今回の修行体験はムリだろうとして
置いていかれた6歳の次女のルナが、
「お姉ちゃんに会いたい!お姉ちゃんに会いたい!」といって泣き叫んでいたらしい。
置いていかれた悔しさもあるのか・・・
①お姉ちゃんのパジャマを出して、「お姉ちゃん~、会いたいよ~」と泣き叫ぶ
②泣いていて、声が出ずにメモ紙で、要望を渡す ⇒ 我々のお寺は圏外のため、電話が通じない
③すると、急に絵を書き出す
④ガムテープでパジャマにはり、お姉ちゃん人形として横で寝る。
⑤やっぱりお姉ちゃんに似てない・・・とダダをこねる
⑥そして、翌日・・・窓を眺め、お姉ちゃ~~んとボーーッとしている
その頃、お姉ちゃんはお寺でグースカ、グースカ寝ているのだった(笑)
続く・・・
しばらく自分たちの部屋で待機し、18:30から夕食の用意されている部屋に向かった。
今回、夕食はゆっくりと我々3人だけで食べていいということ。
朝食は副住職による食の作法の指導の下で食べるらしい。
夕食はもちろん精進料理。
ウィキペディアで検索すると、細かい内容が出てくるが、
すごい簡単に言うと肉類を使わない野菜だけの料理みたいなものだ。
今回、出していただいた精進料理はこちら。
私にはとても美味しそうに見えるが、9歳のあさひの苦手なものがいくつかあるなとも思った。
あさひはきのこ類、オクラ、白和え、梅干が苦手。
梅干以外、全部あった。
住職が最初の入山式で話をされた「出されたものは感謝の気持ちで全部食べる」というのを再度、確認をする。
いただきます。
天ぷら、味噌汁はあったかい状態で持ってきていただき、ごはんも多めだったので嬉しい。
実は足りなかったらいけないと思って、こっそりかばんの中に、ドーナツとチーズかまぼこの煩悩セットを隠し持ってきていた
あさひが「そんなの持っていったら、ダメだよ、お坊さんに失礼よ!」という中、
夜中にお腹が空いたら困るから・・という俗っぽい理由で持ってきたものだ。
精進料理もこれだけの量があれば煩悩セットも不要だ。
ゴウ氏も精進料理を気に入ったらしく、「うめえっすね」と嬉しそう。
彼はどこで日本語を習ったのか、必ず語尾に「っす」を付ける。
左を見るとあさひも苦手なものからどんどん食べていっている。
彼女は好きなものは最後にとっておき、苦手なものから克服するタイプ。
そして、あさひは残すところ、ごはんといも天のみ。
ごちそうさまでした。
黙って正座をして気持ちを込めて食べる機会などこういうところにこないとないだろう。
食後はお風呂に入らせてもらったり、
住職と住職の奥様といろんなお話をしたりする。
住職の奥様は中国によく行かれるらしく、私たちが名刺を渡すと、
「福岡の漫遊って・・・??ホームページでみたことがある、こんな会社があるんだ~と思ってた」
となんと国東半島に弊社の名前を知ってくれてる方がいた。
奥様は最澄さんのこと、円仁さんのことを話してくれたり、シルクロードのこと、中国旅行のことを話してくれた・・・
中国旅行であれば私もかなり行っているので、話が弾む。
私が今まで行った中国の都市は・・
北京、上海、チチハル、ハルピン、長春、瀋陽、郭家店、洮南、四平、図門、延吉、吉林、長白山、丹東、大連、青島、煙台、イボウ、天津、フフホト、蘭州、西安、敦煌、トルファン、ウルムチ、和田、西寧、鄭州、少林寺、洛陽、ラサ、南京、武漢、無錫、昆山、蘇州、黄山、張家界、重慶、成都、九賽溝、杭州、紹興、アモイ、泉州、長沙、シンセン、広州、東莞、昆明、石林、海南島、我眉山、黄山、楽山・・・
たくさん行っているので中国のことだけでも相当話が弾む。
しかもゴウ氏は開封出身の中国人。
そういうことで夜の9時まで話がふくらんでいたが、あさひが眠そうになったのをきっかけにお開きにする。
自分の部屋に戻り、布団を自分たちでひいて、就寝。
お寺での夜は終わりをつげようとしていた・・・・
ちょうどその頃、
福岡の我が家では・・・・・
事件が起こっていた
今回の修行体験はムリだろうとして
置いていかれた6歳の次女のルナが、
「お姉ちゃんに会いたい!お姉ちゃんに会いたい!」といって泣き叫んでいたらしい。
置いていかれた悔しさもあるのか・・・
①お姉ちゃんのパジャマを出して、「お姉ちゃん~、会いたいよ~」と泣き叫ぶ
②泣いていて、声が出ずにメモ紙で、要望を渡す ⇒ 我々のお寺は圏外のため、電話が通じない
③すると、急に絵を書き出す
④ガムテープでパジャマにはり、お姉ちゃん人形として横で寝る。
⑤やっぱりお姉ちゃんに似てない・・・とダダをこねる
⑥そして、翌日・・・窓を眺め、お姉ちゃ~~んとボーーッとしている
その頃、お姉ちゃんはお寺でグースカ、グースカ寝ているのだった(笑)
続く・・・
Posted by タカ at 08:52│Comments(0)
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